風呂・トイレなし、狭小な賃貸の部屋 家賃はなんと18万円

画像はイメージ(Flicker/ charlene mcbride

世界の中でも、極めて物価や家賃が高いと言われているアメリカのニューヨーク。

このたび不動産を営んでいるオメール・ラボックさんという男性が、Instagramに物件の一つを紹介し、話題を呼んでいます。

ニューヨークのトイレ・風呂なし賃貸の家賃が18万円

オメールさんが入ったのは、ニューヨーク・マンハッタンの一角にあるアパート。

中心部からもほど近く、立地は最高そうですね。

アパートにエレベーターはなく、いっきに3階まで階段を上ります。

一部屋のドアを開け見えたのは、布団が1枚敷けるくらいの小さな小さな部屋でした。

部屋にはクローゼットが1つ置いてあるのみで、キッチンや風呂、水道、トイレはありません。

両手を伸ばせば、両側の壁に手が届いてしまうほど狭いのです。

彼が「明らかにマンハッタンで一番狭い部屋だと思う」との言葉通りですが、気になる家賃はなんと月々1200ドル(日本円にして約18万円)。

アパートの廊下を進んだ先に、共同のトイレと風呂があるようです。

とはいえ彼の会社によると、マンハッタンの中心部でこの値段はかなりお手頃価格なのだといいます。

NewYorkPostによると、2024年1月のマンハッタンの家賃の平均値は月4,150ドル(約62万円)に達し、2023年1月の4,097ドル(約61万円)から1.3%上昇しているとのこと。

この動画に対し、世間の人々からは驚きの声が多数寄せられました。

「ニューヨークは旅行でも行けない街になってしまった」「ニューヨークに住むなんて、夢のまた夢の話」「こんな場所でも住みたいと思う人がいるなんて…」など、ショックを隠せないようです。

Text by 春野 なつ