「ワレモノ注意」が貼られたスーツケース、投げられた挙句地面に落下

画像はイメージ(Flicker/ frankieleon

飛行機を利用して荷物を預けると、バーコード付きの受託手荷物タグが発行されます。

【動画】「ワレモノ注意」が貼られたスーツケースを投げるスタッフ

ほかにも注意喚起を目的とした「Heavy(重い)」「fragile(壊れやすい)」などの表示がありますが、これらにどのくらい効果があると思いますか。

貨物コンベアから自身のスーツケースが落下する映像を撮影した男性は、その衝撃的な場面をTikTokで公開しました。

「ワレモノ注意」が貼られたスーツケースを投げるスタッフ

男性は窓越しに、スーツケースをコンベアに乗せるスタッフを眺めています。

グレーのスーツケース両面に「ワレモノ」の赤いタグが貼り付けられているのが確認できます。

スタッフが手にした最後のスーツケースは、まさに男性のもの。

片手でそれをコンベアに乗せると、荷物は転がって地面に落ちていきました。

男性は動画内で「両面に『ワレモノ』のシールを張って、これを窓の外で見たら」と呆れた口調で話しています。

地面に落ちたスーツケースに気づいたスタッフは、すぐにベルトコンベアに戻していますが、特に「ワレモノ」のタグに注意を払ったようには見受けられません。

この投稿には753万件以上の「いいね」と4千件近いコメントが寄せられています。

コメントには、こうしたアクシデントが起こった場合の対処法を伝える人がいました。

ある人は「クレーム受付は通常1週間くらいだから、レシートをとっておいて」とアドバイス。

一方で「スタッフにそこまでの責任はない。壊れ物は各自でしっかりと梱包すること」といった意見も見られました。

一般的な航空会社の「ワレモノ」タグは、あくまでも注意喚起を目的としたもので、手荷物として管理することが推奨されています。

これは、飛行機を利用する際に気を付けたいポイントの一つですね。

Text by 本間才子