「感嘆してしまうクルマ」レクサスLC500コンバーチブル、米誌「比類なきデザイン」

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 LC500 コンバーチブルはスタイリングの美しさにおいても、高い評価を受けている。米カー&ドライバー誌(2月8日)は、その姿は「レクサスが美しくなれることの証明」だと述べ、すらりとした「そのプロポーションは衝撃的だ」「堂々としており、本気の熱を帯び、ゴージャスかつ大人びている」と言葉を重ねる。「見た人(私のご近所さんはみんな気に入っている)と、中に乗り込む人の両方から、『あぁ』を引き出すために作られたクルマだ」と記事は述べる。

◆スポーツ性能より快適性に軸足
 ドライビングの特性についてモーター・トレンド誌は、攻めよりも快適さに振ったモデルだと読んでいるようだ。

 同誌の試乗車は21インチの鍛造ホイールを履いていたが、一般的に大型タイヤは薄く、衝撃をダイレクトに伝えやすい傾向がある。これを考えると、LC500 コンバーチブルの「快適な乗り心地は、多少なりとも驚きであった」と同誌は感嘆する。路面に非常に激しい凹凸があった箇所を除いてはサスペンションが非常に効果的に機能し、車高が低いコンバーチブルに乗っていることを忘れるほどであったという。

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Text by 青葉やまと