ホリデーをエコに過ごす方法 ツリー、贈り物、パーティで一工夫

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◆ギフトやパーティーでもエコ
 ホリデーギフトを購入する際は、消費者としての意識を高めることが重要である。今シーズンは、何かを購入する前に必ず考え、またもう一度考えてみても良いかもしれない。ギフトを送ることを選ぶ場合、より環境に優しいものにするため、なるべく長持ちする贈り物を選び、小規模で環境意識を持った、または、地元の企業から購入することをお勧めする。オンラインショッピングは安くて良いものを見つけるには最適だが、環境には最悪である。国際環境NGOグリーンピースは、 2016年の中国の「独身の日」セールにおいて、インターネットで売れた衣料品の製造、梱包、配送によって約25万8000トンのCO2が排出されたと推定している。

 もしくは、自分でギフトを作ること(手作りジャムや漬物などを瓶に入れる、服や手袋の編み物、ペインティングなどのDYI)は無駄を減らすもう一つの方法である。ラッピングする包装紙は、家にすでにある日用品(以前にもらったラッピングペーパーや、お店からもらった紙袋や小包紙)などを再利用する。店頭で購入する包装紙の多くにはグリッター、プラスチック、染料、ラミネートなどの素材が混ざっておりリサイクルできず一度きりの使用でゴミになるためである。または、ギフトとして何かを買うのではなく、環境慈善団体に寄付するという方法もある。必要かどうかわからないギフトを買うよりは、その方がお互いに満足するお金の使い方ではないだろうか。

 また、ホームパーティーをする際のデコレーションの無駄をなくす方法もたくさんある。もし去年まで使っていた飾りがあればそれを再利用する。今年使った飾りは来年のために取っておこう。もし何もない場合は、持っている友達や家族から借りる。または、DYIをして自分たちで作るという方法もある。100円均一ショップなどで安く売っているものも存在するが、それは安っぽく一度きりで捨てられるものばかりである。それであれば、再生紙や粘土を利用し木の飾りを作ったり、外に落ちている季節の枝や葉を集めて花輪を作ってドアにかけたりする方がおしゃれで環境に優しい。パーティー食材は、できるだけ地元のものを購入し、ベジタリアンやビーガンなどのメニューを選ぶことでCO2排出量を減らすことができる。パーティーに限らず、家の中で過ごすことが多いこの時期、暖かい格好をして暖房の温度を下げるなど普段からできることも多くある。

◆ホリデーをきっかけに
 今年は新型コロナの影響もあり、旅行したり家族や友達と集まってお祝いするなど例年通りのホリデーシーズンの過ごし方とは少し異なった形になるかもしれない。それでも、親しい人に一年の感謝を伝えたり、新年に気持ちを新たにする際に、自分や身近な人のことだけでなく、少しだけ環境のことも考える機会としてもよいかもしれない。

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Text by sayaka ishida

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