英国伝統の「硬い上唇」に苦しむメーガン妃 胸の内を明かし話題に

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 ハリー王子と結婚し、女優から英王室の一員となったメーガン妃。タブロイド紙に追いかけられた挙句、ありもしないことを書き立てられ、夫婦の私生活も守れない状況だという。英王室では、こういった問題に口を閉ざすのが慣例だ。自由な発言も許されないいまの生活における苦悩を、メーガン妃がインタビューで告白し話題になっている。

◆自由に気持ちを表せない メーガン妃の苦悩
 インタビューは、最近ハリー王子とメーガン妃がアフリカを訪問した際に行われ、10月に放映された「Harry & Meghan: An African Journey」というITVのドキュメンタリー番組の中で使われたものだ。夫妻は、王室メンバーとしての平和な生活が、タブロイドメディアによる不公平な監視と嘘の報道によって、苦痛になってきていると述べた。

 メーガン妃は、自分にとっては成長しハッピーだと感じることが必要不可欠で、単に望まない監視に耐えることに人生の意義はないと話した。王室の一員になることが簡単だと考えたことは一度もなく、イギリスならではの感覚、「stiff upper lip(堅い上唇)」に適応しようと試みたが、それによって心も傷つけられていると思うと述べた。

Text by 山川 真智子