ヨーグルトを毎日食べたい理由、8つの健康効果 2つの注意点

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 整腸効果の高いヨーグルトは、健康増進に有益な食品の一つだ。毎朝の食卓に取り入れれば、カルシウムやビタミンなどの豊富な栄養素を補うこともできる。一方で、食べ方によってはデメリットをもたらすこともある。健康・ウェルネスの情報サイトである米ヘルスラインや総合病院の米クリーブランド・クリニックなどは、ヨーグルトの健康効果と注意点を解説している。そのなかから、8つの健康効果と2つの注意点を見てみよう。

◆健康効果1.減量に役立つ可能性がある

Artem Oleshko

 ある研究では、高タンパク質のギリシャヨーグルトを午後の間食に食べた場合、同じカロリーのほかの食品を食べた人よりも飢餓感が減少し、夕食までの時間を稼げることが確認された。

 ヨーグルトのなかでも特にギリシャヨーグルトは、一食あたりのタンパク質含有量が高い。長時間の満腹感を保つ手助けとなるため、日中に高カロリーな間食を食べたくなる衝動を抑えやすくなる。タンパク質と健康的な脂肪分が豊富であるためだ。

◆健康効果2.亜鉛で免疫力をサポート

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 ヨーグルトを食べることで、免疫力の強化が期待できる。炎症を軽減するプロバイオティクスを含むヨーグルトの摂取により、免疫システムを強化し、病原体がもたらす病気のリスクを低減できる可能性がある。さらに、ヨーグルトには、マグネシウム、セレン、亜鉛といった微量のミネラルが含まれている。

 これらも免疫力向上の効果があるとされる。ビタミンDの配合量を強化したヨーグルトにも、同様の効果が期待される。研究によると、ビタミンDは風邪やインフルエンザなどの病気の予防に効果的だと考えられている。

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Text by 青葉やまと