「人助けランキング」日本・世界ワースト4位、実態より低くなっている? その理由

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 イギリスの慈善団体であるチャリティーズ・エイド・ファウンデーション(CAF)が毎年発表している「人助けランキング」(正式名:ワールド・ギビング・インデックス)の2023年版において、日本が世界ワースト4位、アジア圏では最下位となった。2022年にも世界ワースト2位となっており、一見すると他人に優しくない国との印象すら生じかねない。しかし、この調査には日本の人々の特性が影響しており、実態よりも低めの順位になっている可能性があるようだ。

◆14万人以上の回答を得て、トップ10の国が明らかに
 調査では世界142ヶ国の計14万7000人以上に対し、「チャリティーに募金したか」「困っている見知らぬ人に手を貸したか」「何らかの組織によるボランティア活動に参加したか」の3つの質問を行った。

質問ごとに「はい」と回答した人の割合を求め、3つの質問の平均値(0から100の範囲)をその国のスコアとした。スコアの高い国ほど人助けに関心の高い国とみなしている。高スコアとなった国のランキングは以下のようになった。かっこ内はスコア(世界人助け指数)を示す。

1位:インドネシア(68)
2位:ウクライナ(62)
3位:ケニア(60)
4位:リベリア(58)
5位:アメリカ(58)
6位:ミャンマー(57)
7位:クウェート(57)
8位:カナダ(54)
9位:ナイジェリア(53)
10位:ニュージーランド(53)

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Text by 青葉やまと