マツダ3が「世界一美しいクルマ」に! マツダは16年に続く2度目の快挙

マツダ

◆2016年:マツダ MX-5

ucanvance (Vance) / flickr

 海外メーカーが目立つなか、2016年にはマツダ MX-5(日本名「ロードスター」)が受賞車に選ばれた。ありふれたクルマとは一線を画す、新鮮でエキサイティングなデザインが大いに評価されたようだ。審査員は「100メートル先からでもMX-5だとわかる」とのコメントを残している。デザイン部門だけでなく、総合力で評価されるワールド・カー・オブ・ザ・イヤーも同時受賞している。両賞を同時に冠するのは、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー史上初の快挙だ。

◆2015年:シトロエン C4カクタス

Rutger van der Maar / flickr

 2015年に最もデザインが評価されたのは、シトロエン C4カクタスだ。まず目に飛び込んでくるのは、各所に装備されたエアバンパーだろう。内部は空気が充填されており、バック駐車中などの軽度の衝撃から車体を保護する。また、スレンダーなヘッドライトも個性ある表情を演出しているユニークなポイントだ。一方インテリアではダッシュボードから余分なスイッチを削ぎ落とし、マイナス方向のデザインを徹底することですっきりとした印象を持たせた。

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Text by 青葉やまと