1400万円超の大型高級SUV 日産「パトロールニスモ」新型登場 5.6Lの428馬力V8で砂漠を爆走

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◆よりアグレッシブに生まれ変わった新型 中東専売の理由とは
 トップ・スピード誌(2022年12月26日)は、パトロール ニスモが「砂漠を駆ける典型的な高級車」であると評価している。肉厚なボディと赤のアクセントにより、「そのスタイリングは間違いなく、標準モデルよりもアグレッシブになることに成功している」とのコメントだ。スポーツ性能を向上した本モデルだが、車体重量は通常版よりも4.5kgの軽量化を果たした。

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 日産 パトロール シリーズは、中東以外にもオーストラリアなどで販売されている。しかしニスモ版は現時点で、中東向けの専売モデルだ。オーストラリアでは通常版に加えて特別版のパトロール ウォーリアーが販売されているが、パトロール ニスモの販売は現時点でアナウンスされていない。

 自動車ジャーナリストのアンドリュー・チェスタートン氏は、豪カーズ・ガイド誌(1月15日)に寄稿し、オーストラリアで販売中のウォーリアーとともに「V8エンジンを搭載した、ドライブの完璧なお供」になったのではないかと惜しむ。

中東専用となった事情についてチェスタートン氏は、パトロール全体の供給量が限られている今、同ニスモがガソリン仕様であることから、ガソリン車が多く売れている中東にフォーカスしたのではないかと分析している。

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Text by 青葉やまと