「皆で乗り越えよう」コロナ禍の海外セレブ20人、ファンに伝えるメッセージと隔離生活

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 世界で混乱を引き起こしている新型コロナウイルスことCOVID-19。多くの人々が手探りで対応を進めるなか、海外の著名人たちはその影響力を生かし、有益な情報を世界に発信し始めた。自主隔離の徹底の呼びかけや、気分が落ち込みがちな外出禁止中でも豊かに時間を過ごす方法など、その提案はファンの心に着実に響いている。

1. 自宅隔離呼びかけるジャスティン・ビーバー
 26歳のカナダのシンガーソングライター、ジャスティン・ビーバー。YouTubeでのデビュー当初こそ賛否が割れていたが、その後メキメキと歌唱力をつけ、いまではすっかり本格派アーティストの地位を手にしている。そんな彼は3月15日、「気づかず感染している場合もある……ウイルスを拡散しないで。できるだけ自宅待機を。集団行動やバーへの外出は避けて」とのメッセージをインスタグラムに投稿した。そのほか、他人と1.8メートル距離を置くことなど、具体的なアドバイスをファンたちに発信している。隔離生活のパートナーは、モデルのヘイリー・ビーバーだ。破局を経て、2018年にジャスティンの妻となった。二人は揃ってダンスをする動画をSNSに投稿している。自宅生活が長引く場合、ダンスで軽く運動するのは良い気晴らしになりそうだ。

2. テイラー・スウィフト、愛猫とともにメッセージ
 ポップなラブソングで若い世代の人気を集めるテイラー・スウィフト。大物セレブとの交際と破局を繰り返しており、彼女と恋に落ちた者は、いずれ別れた後で新曲の題材になるという説がささやかれている。そんな彼女だが、今回のような非常事態の対応には至極真摯な姿勢が感じられる。若者の身を案じ、クラブなどに繰り出して感染しないようSNSで釘を刺している。また、友達と出掛けたりパーティーを楽しんだりする様子がSNSでまだよく見られるとし、「不調を感じないからといって(気づかず保菌しているウイルスなどの)何かを高齢者や弱者にうつさないで」とのメッセージを発信した。キャットハウスのなかでくつろぐ愛猫のメレディスの写真を投稿し、自宅で過ごすことをライフスタイルの一環として受け入れるようアドバイスを添えている。

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Text by 青葉やまと