今の会社でしか通用しない人材にならないために、即戦力世代が頼るべきエージェントとは

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 30歳を過ぎるとビジネスパーソンとしての経験をそれなりに積み、社内の人脈も着々と増え、クライアントや上司からの期待にも応えられている、という実感を持つようになる。会社からは貴重な戦力として評価され、給与も入社時に比べると随分上がり、今の仕事にそれなりに満足するようになるだろう。

 しかし一方で、「今の会社」の仕事のやり方しか知らず、「今の会社」でしか通用しないスキルばかりを身に付けているのでは、と漠然と不安を抱える人も多い。日本の会社はグローバル企業に比べ、オペレーションの標準化を嫌い企業固有のやり方を好む傾向にあるので、あながちその不安は間違っていないだろう。

 では30歳を過ぎた30-40代のビジネスパーソンは、「その会社でしか通用しない人材」になるリスクにどう立ち向かえばよいだろうか。答えは簡単で、「その会社」以外を知ることだ。昨今の人材マーケットにおいては、即戦力が求められる傾向が強い。一からトレーニングをして一人前を育てるというスピード感では、厳しいマーケットで戦えないからだ。

◆即戦力世代を心強くサポートするエージェント
 即戦力世代が社外の評価を知るための心強い存在が、転職エージェントだが、日本での転職成功実績数No.1の転職エージェントはリクルートエージェントだ。エージェントは業界に精通しており、あなたの業界における強みを分析し、一人一人に合わせたキャリアプランを考えてくれる。こうしたワントゥワンのコミュニケーションを通じて、社外の目から見たあなたの強み、市場価値を知ることができるだろう。

 また、リクルートエージェントは履歴書や職務経歴書のブラッシュアップや年収の交渉代行など、あなたの立場に立ったサポートを行ってくれる。経験を積んだ即戦力世代にとって、この点は転職の成否に大きく影響するため、エージェントのサポートは欠かせないだろう。

 こうした担当エージェントが付くことに心強さを感じる一方で、それゆえに半ば無理やり転職を勧められるのではないか、と考える人もいるだろう。しかし、エージェントはいかにマッチした人材を企業に紹介できるかを重要視しており、ミスマッチの転職というのはエージェントとしても避けなければならない。実際、リクルートエージェントは申込み・面談の結果、転職をせずに現職に留まる提案をすることもあるという。まさに、エージェントとしてのプロフェッショナリズムの表れだろう。

 独立行政法人労働政策研究・研修機構の2016年国際労働比較データブックによれば、2014年の労働者の勤続年数は平均12.1年である一方、アメリカは4.6年(中位数)となっており、日本人は一つの会社に留まる傾向が強い。しかし年功序列の時代が終わりつつある今、一つの会社に留まり続けて「今の会社」でしか通じない人になるリスクに立ち向かうため、まずは簡単な登録をしてエージェントと話をしてみるのはいかがだろうか。

提供:株式会社リクルートキャリア

Text by NewSphere 編集部