マットレスにこだわるべき理由 自分に合ったものを見つけるには?

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 旅先でホテルに泊まったとき、ベッドによって翌朝の目覚めにずいぶんと差が出たことはないだろうか。使用しているマットレスが身体にぴったり合うものだと、過度な寝返りを減らして熟睡しやすいといわれている。自宅のマットレスを再考すると、より快適な眠りに毎晩没入できるかもしれない。

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◆良質なマットレスは健康にも一役
 健康増進を目指すなら、寝具を見直してみることでさらに高い効果を得られるかもしれない。米ヘルス・ライン誌(2月19日)は、「これまでさまざまな寝具によって睡眠を改善できてきたという点について専門家たちはおおかた同意しており、睡眠は健康全般にとって重要な要素である」と述べている。記事によると、個人に合ったマットレスの選択も大切な要素になるという。

 CNNニュース18(10月12日)は、人は生涯の4分の1ほどをベッドの上で過ごすものだと述べ、「この時間が幸せなまどろみとなるか寝返りの繰り返しになるかには、マットレスが大きく関係している」と指摘する。皮膚の下には毛細血管が駆けめぐっており、身体を圧迫しないマットレスで寝ている限りは快適に眠ることができる。しかし、身体に合わないものを使用していると血流が阻害され、酸素と栄養分が十分にめぐらなくなる。身体は寝返りを打つことでこれを解消しようとするが、頻繁すぎる寝返りは睡眠の質を下げることにつながってしまう。自分に合ったマットレスを選ぶことで、同じ睡眠時間でもより熟睡できる可能性がありそうだ。

◆マットレスのタイプは大きく分けて5つ
 マットレスには、どのようなタイプがあるのだろうか? スリープ・ファウンデーション誌は、5つの代表的なカテゴリを紹介している。「フォームマットレス」はスプリングを使わない製品だ。安価な商品から低反発のものまで幅広い。バネがないため振動を伝えにくく、横向きで寝る人やカップルなどに適している。次の「インナースプリングマットレス」は主にコイルだけで身体を支えるものだ。値段が手頃だが、体圧の分散という観点では劣る。

「ラテックスマットレス」はラテックスゴムの層を使用したもので、適度な反発力と高い耐久性を誇る。フィット感のある寝心地を得ることができる。そして「ハイブリッド・マットレス」は以上から複数を組み合わせたものだ。スプリングの上にフォームの層を設けたものが一般的だが、さらにスプリングを2層にしたものなどもある。良好な寝心地をもたらすほか、適度に熱を逃しやすい特長をもつ。以上のほか、常用には必ずしも適さないが、「エアーベッド」も一つのジャンルとして人気だ。

 製品の寿命はタイプごとに異なる傾向にある。ヘルス・ライン誌の説明によると、フォームマットレスで8〜10年となる。スプリングマットレスは品質によって大きく異なり、5年またはこれを大幅に超えるものもあるようだ。一般的にはラテックスとハイブリッドがこれらよりも長く使うことができ、投資に見合った耐久性が期待できる。

◆店舗に出向き、最低でも15分は試用を
 マットレスを選ぶ際には、いくつかのポイントがある。ヘルス・ライン誌は、実際に試すことが何よりも大切だと説明している。実店舗でさまざまなタイプを体験することで、おおよその寝心地が見えてくるだろう。いつも寝ている姿勢で横たわり、最低でも15分は様子を見たい。揺れに敏感な人は友人やパートナーなどに同行してもらい、ベッドの端に座ってもらうと振動の影響を体感しやすいだろう。

 お気に入りのマットレスが見つかったら、硬さが合っているかにも注意を払いたい。スリープ・ファウンデーション誌は、寝る姿勢によって最適な硬さが分かれるとしている。仰向けの場合は腰に負担がかかりやすく、ふつうまたは硬め寄りが適している。横向きの場合は体全体を適度な硬さで支える必要があるため、ふつうの硬さを中心に検討したい。腹ばいで寝る人は仰向けと同様に腰椎の負担が大きいため、硬めが最適だ。

 このほか、体重によっても調整が必要となる。身体の沈み具合が変わってくるため、やせ型の人は一段硬めのもの、がっしりした体格の人は一段柔らかめのものを基準に選ぶと良い。寝るときの姿勢と体型にマッチした好みのマットレスを選ぶことで、翌朝の疲労感はずいぶんと解消されるかもしれない。

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Text by 青葉やまと