アリババ「独身の日」、過去最高の3.5兆円も成長に陰り 今後に不安も

Ng Han Guan / AP Photo

 中国のEコマース大手のアリババグループが11日に開催した、恒例の24時間オンラインショッピング・イベント「独身の日」において、2,135億元(約3兆5,000億円)の取扱高を記録した。ただ、伸び率は昨年を下回っており、景気の減速や競合他社の台頭が影響したと見られている。

◆寂しい学生の日から一大商業イベントへ
「独身の日」は、バレンタインデーに対抗し、独り身であることを祝う学生たちが始めたイベントだった。これに目を付けたのが同社CEOのダニエル・チャン氏で、今では「ダブル11」と呼ばれ、アメリカのショッピング・ホリデーである、ブラック・フライデーとサイバー・マンデーを合わせたセールスを凌ぐ、一大オンラインセールス・イベントとなっている(ロイター)。

                                                                                                                 

 上海で行われた前夜祭イベントはテレビ放映され、エンターテイメント集団のシルク・ドゥ・ソレイユ、歌手のマライヤ・キャリー、モデルのミランダ・カー、そして日本のタレントの渡辺直美らが出演する豪華な祭典となった。

 アリババは午前零時からの1時間で、100億ドル(約1兆1200億円)のセールスを上げ、16時間で昨年の記録を塗り替えた(ロイター)。

Text by 山川 真智子

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