命がけデスゲーム映画の再ブーム到来 邦画・洋画のおすすめ10選

命がけデスゲーム映画の再ブーム到来 邦画・洋画のおすすめ10選

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全世界に配信された韓国ドラマ『イカゲーム』のブームもあり、デスゲーム系映画が再び注目を浴びつつある。命を賭けたゲームや参加者同士の殺し合いといった残酷で凄惨な設定の裏で、リアルな人間性を描いた作品も少なくない。

本記事では日本と海外のデスゲーム系映画から、ぜひ観ておきたいおすすめの作品を5作ずつ紹介する。

おすすめデスゲーム系映画・邦画5選

おすすめデスゲーム系映画・邦画5選

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はじめに、邦画からおすすめのデスゲーム映画5作を紹介する。

海外にも影響を与えたデスゲーム作品の草分け的存在から、少し変わり種の作品までを厳選した。漫画や小説などの原作がある作品の場合、映画と原作を比べてみるのも面白いだろう。

おすすめデスゲーム邦画1『バトル・ロワイアル』(2000年)

おすすめデスゲーム邦画1『バトル・ロワイアル』(2000年)

出典:Amazon

2000年に公開された『バトル・ロワイアル』の概要とあらすじを紹介する。

公開年2000年
上映時間114分
原作高見広春『バトル・ロワイアル』
監督深作欣二
脚本深作健太
キャスト藤原竜也
前田亜希
山本太郎
柴咲コウ
ビートたけし

『バトル・ロワイアル』の概要

日本におけるデスゲーム映画の先駆けともいえる作品。中学生同士が殺し合う内容から日本国内では映画を問題視する声もあったが、海外では日本以上に高い評価を集めた。

『仁義なき戦い』シリーズなどで知られる名匠・深作欣二が監督を務める。また藤原竜也や柴咲コウ、安藤政信、塚本高史、栗山千明など、その後の邦画界を支えるキャストも多数出演。彼らの若々しい演技にも注目したい。

2003年には続編となる『バトル・ロワイアルII 【鎮魂歌】』が公開され、この作品が深作の遺作となった。

『バトル・ロワイアル』のあらすじ

ひとつの国が壊れた新世紀の初め、暴走した子どもたちを「死」の恐怖で支配する通称「BR法」が施行された。年に一度、全国の中学3年生から1クラスが選ばれ、3日間で最後の一人になるまで殺し合いをさせる法律だ。

今回のBR法で選ばれたのは、修学旅行でバスに乗ったはずの城岩学園中学3年B組の生徒たち。無人島に運ばれた彼らには、最低限の道具と武器が渡される。タイムリミットになると爆発する首輪が生徒全員につけられ、逃げ出したり全員で生き延びたりすることはできない。過酷な「バトル・ロワイアル」で生き残るのは、果たして誰なのか。

おすすめデスゲーム邦画2『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)

おすすめデスゲーム邦画2『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)

出典:Amazon

2009年に公開された『カイジ 人生逆転ゲーム』の概要とあらすじを紹介する。

公開年2009年
上映時間129分
原作福本伸行『賭博黙示録カイジ』
監督佐藤東弥
脚本大森美香
キャスト藤原竜也
天海祐希
山本太郎
光石研
香川照之

『カイジ 人生逆転ゲーム』の概要

『アカギ ~闇に降り立った天才~』などが映像化されている福本伸行による、大人気漫画の実写化作品。わかりやすいルールのゲームに挑む人々の姿と、極限まで追い込まれた人間性を描いた。藤原竜也の熱演にくわえ、漫画ならではの表現をうまく実写に取り入れたことでも話題となる。

2011年に続編、2020年に完結編が公開された。2作目には原作者・福本が発案したゲームが登場するほか、3作目では福本によるオリジナルストーリーが採用され、原作とは違った展開が楽しめる。

『カイジ 人生逆転ゲーム』のあらすじ

自堕落な青年カイジは、友人の保証人となり多額の借金を抱えていた。ある日、借金の取り立てに来た金融会社の社長・遠藤から、一攫千金を狙える話を持ちかけられる。それは、豪華客船「エスポワール」号の中で繰り広げられる究極のゲーム。勝てば借金は帳消しになるが、負ければ命の保証はなく、奴隷のような強制労働が待っている。

遠藤の話に乗ったカイジがエスポワールに足を踏み入れると、彼と同じように崖っぷちに立たされた人間が集められていた。12枚のカードでおこなう「限定ジャンケン」で、カイジは借金の帳消しと生き残りを賭ける。

おすすめデスゲーム邦画3『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(2010年)

おすすめデスゲーム邦画3『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(2010年)

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2010年に公開された『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の概要とあらすじを紹介する。

公開年2010年
上映時間107分
原作米澤穂信『インシテミル』
監督中田秀夫
脚本鈴木智
キャスト藤原竜也
綾瀬はるか
石原さとみ
片平なぎさ
北大路欣也
公式サイト・SNS公式サイト

『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の概要

『氷菓』などの『〈古典部〉シリーズ』でも知られる米澤穂信の小説が原作。原作者がミステリーを得意とすることもあり、参加者による心理戦だけでなく、謎解き要素も強い映画となった。

主演は人間の心理をえぐる作品ではおなじみの藤原竜也。共演には綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也など、映画やドラマで主演を務める豪華キャストが集結している。監督は『リング』などで知られる中田秀夫。ホラー映画を数多く手がけてきた中田による、スプラッター表現にも注目したい。

『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』のあらすじ

「時給11万2,000円」の求人広告につられて、年齢も境遇も違う男女10人が暗鬼館に集まった。仕事内容は、7日間24時間の監視付きで生活するだけというもの。参加者にはそれぞれ、鍵のかからない個室と凶器が与えられる。

彼らに待っていたのは、参加者を殺せばより多額の報酬を得られるデスゲームだった。殺害に成功すれば報酬は増えるが、死者が出なくてもそれぞれ1,600万円が手に入る。暗黙の了解の中、7日間が平穏に過ぎるかと思われたが、2日目にして早々に死者が出てしまう。誰が、何のために殺人を犯したのか。疑心暗鬼が深まっていく。

おすすめデスゲーム邦画4『リアル鬼ごっこ』(2008年)

おすすめデスゲーム邦画4『リアル鬼ごっこ』(2008年)

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2008年に公開された『リアル鬼ごっこ』の概要とあらすじを紹介する。

公開年2008年
上映時間98分
原作山田悠介『リアル鬼ごっこ』
監督柴田一成
脚本柴田一成
キャスト石田卓也
谷村美月
大東俊介
吹越満
柄本明

『リアル鬼ごっこ』の概要

デスゲームやサバイバル系の作品を得意とし、『親指さがし』なども映画化された山田悠介のデビュー作が原作。子ども遊びの鬼ごっこをテーマに、鬼につかまったら殺される「リアル鬼ごっこ」を描く。

本作の半年後を舞台にした続編が2010年に公開されたほか、2012年には舞台と設定を変えた新三部作が公開された。2015年には『冷たい熱帯魚』の園子温が監督・脚本を務めた新作が公開されたが、園によるオリジナルのストーリーとなっている。

『リアル鬼ごっこ』のあらすじ

日本でもっとも苗字が多い「佐藤さん」の変死事件が相次いでいた。ある日、不良高校生の佐藤翼は、佐藤洋が率いるグループに捕まってしまう。翼と洋は幼なじみの親友だったが、仲違いから対立するようになっていた。

しかし、翼はいつの間にかパラレルワールドにある別の日本に飛ばされる。すると、洋によく似た人物が何かから必死に逃げていた。彼に話を聞くと、この世界では国王が佐藤姓の人間を捕まえては死刑にする「リアル鬼ごっこ」をおこなっているのだという。奇妙な世界に飛ばされた翼は、洋たちとともに「鬼」から命がけで逃げるゲームに強制参加させられることに。

おすすめデスゲーム邦画5『トモダチゲーム 劇場版』(2017年)

おすすめデスゲーム邦画5『トモダチゲーム 劇場版』(2017年)

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2017年に公開された『トモダチゲーム 劇場版』の概要とあらすじを紹介する。

公開年2017年
上映時間97分
原作作・山口ミコト/作画・佐藤友生『トモダチゲーム』
監督永江二朗
脚本永江二朗
佐上佳嗣
キャスト吉沢亮
内田理央
山田裕貴
大倉士門
根本凪
公式サイト・SNS公式サイト
公式Twitter:@tomodachi_game

『トモダチゲーム 劇場版』の概要

累計発行部数500万部を超える漫画が原作。借金返済のため「友達同士ならかんたんにクリアできる」ゲームに強制参加させられるストーリーを描く。殺し合いのデスゲームではないが、友情の裏に隠された裏切りや心理戦が見どころだ。

2017年の劇場版公開に先立ち全4話のドラマがテレビ放送され、映画は2部作として公開された。吉沢亮、山田裕貴など、大河ドラマや話題の作品に出演が続く期待の俳優も出演している。

本作と同じ原作で、2022年版の連続ドラマやテレビアニメ版も製作された。

『トモダチゲーム 劇場版』のあらすじ

金より友情をモットーとする高校生・片切友一のクラスで、修学旅行費200万円が盗まれる事件が発生。すると友一と4人のクラスメイトが拉致され、「トモダチゲーム」に強制参加させられてしまう。

第1ゲームをなんとかクリアした友一たち5人に用意されたのは、第2ゲームとなる「陰口スゴロク」。紙に誰かの秘密を書き込めば自分が有利になれるが、誰も書かなければ全員がゴールできる。何も書かず、全員でのゴールを約束した5人だったが、やがて誰かが陰口を書いてしまった。

おすすめデスゲーム系映画・洋画5選

おすすめデスゲーム系映画・洋画5選

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続いて、海外作品でおすすめのデスゲーム映画5作を紹介する。

邦画のデスゲーム作品以上に理不尽な設定や、目を背けたくなるようなグロテスク表現がある作品も多い。さらなる刺激を求める人はぜひ見てみよう。

おすすめデスゲーム洋画1『ソウ』(2004年)

おすすめデスゲーム洋画1『ソウ』(2004年)

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2004年に公開された『ソウ』の概要とあらすじを紹介する。

公開年2004年
原題『Saw』
上映時間111分
製作国アメリカ
監督ジェームズ・ワン
脚本リー・ワネル
キャストケイリー・エルウィス
リー・ワネル
ダニー・グローヴァー
ケン・レオン
ディナ・メイヤー
公式サイト・SNS公式サイト

『ソウ』の概要

理由がわからない不条理な監禁と、目を覆いたくなる拷問のようなシーンで話題を呼んだシリーズ第一作。本シリーズを大ヒットさせ、のちに『死霊館』シリーズも成功させるジェームズ・ワンの長編監督デビュー作品でもある。

監禁され生き残りを賭ける人物が2人と少ないものの、脱出ゲームのような謎解き要素とサスペンス性が話題を呼んだ。極限状態に置かれた2人が脱出できるのか、彼らはなぜ監禁されたのか、トラップを仕掛けた人物は誰なのか。多角的に楽しめる作品だ。

続編は2021年までに8作が公開され、2023年10月には10作目となる新作映画が公開される予定である。

『ソウ』のあらすじ

足を鎖で繋がれた2人の男が、朽ち果てたバスルームで目を覚ます。お互い見知らぬ同士で、なぜこんなところに監禁されているのかまったく見当もつかない。部屋の中央には拳銃で自殺した男の遺体があり、2人それぞれに仕掛け人からのメッセージが与えられていた。

外科医ゴードンに宛てられたのは、「バスタブに繋がれた若者アダムを6時間以内に殺さなければ妻子が死ぬ」という内容だった。2人はなんとか脱出を試みるが、うまくいかない。タイムリミットが迫る中、ゴードンは犯人の正体が巷を騒がせている猟奇殺人者ジグソウではないかと思い立つ。

おすすめデスゲーム洋画2『ハンガー・ゲーム』(2012年)

おすすめデスゲーム洋画2『ハンガー・ゲーム』(2012年)

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2012年に公開された『ハンガー・ゲーム』の概要とあらすじを紹介する。

公開年2012年
原題『The Hunger Games』
上映時間142分
原作スーザン・コリンズ『ハンガー・ゲーム』
製作国アメリカ
監督ゲイリー・ロス
脚本ビリー・レイ
スーザン・コリンズ
ゲイリー・ロス
キャストジェニファー・ローレンス
ジョシュ・ハッチャーソン
リアム・ヘムズワース
ウディ・ハレルソン
アレクサンダー・ルドウィグ

『ハンガー・ゲーム』の概要

アメリカのヤングアダルト小説が原作。文明が崩壊した近未来のアメリカで繰り広げられる、若い男女によるサバイバルゲームを描く。

貴族のような特権を持つ階級と、デスゲームに参加させられる貧しい階級がある設定で、生き残りを賭けたサバイバルはもちろん、支配者への逆襲を願いたくなるほど感情移入できる作品だ。若者たちの愛と友情、成長にも注目したい。

2013年に続編、2014年と2015年には最終作となる二部作が公開された。また、前日譚となる新作の公開も予定されている。

『ハンガー・ゲーム』のあらすじ

文明が崩壊した近未来のアメリカ。かつて自由の国だったこの地は独裁国家となり、貴族のような特権を持つわずかな富裕層が政治の中心となっていた。

反乱を抑える目的で、貧困層には各地区の12歳から18歳までの男女24人を集めて殺し合う「ハンガー・ゲーム」が強要されている。今回のゲームで選出された心優しい妹に代わり、姉のカットニスが参加を決意。日頃から狩猟で弓矢の腕を磨く彼女は、味方を増やしながら鋭い勘でゲームを切り抜けていくが…。

おすすめデスゲーム洋画3『キューブ』(1997年)

おすすめデスゲーム洋画3『キューブ』(1997年)

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1997年に公開された『キューブ』の概要とあらすじを紹介する。

公開年1997年
原題『Cube』
上映時間90分
製作国カナダ
監督ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本ヴィンチェンゾ・ナタリ
グレーム・マンソン
アンドレ・ビジェリク
キャストモーリス・ディーン・ウィント
ニッキー・グァダーニ
ニコール・デ・ボア
デヴィッド・ヒューレット

『キューブ』の概要

トラップだらけの迷宮に閉じ込められた男女の脱出劇。ワンセットで登場人物は7人という低予算作品だったが、独特な設定と緊張感にあふれるストーリーで世界的なヒット作となった。立方体の部屋を抜けると新たな立方体の部屋に続くが、いずれも同じセットで撮影されている。

本作は監督・脚本を務めるヴィンチェンゾ・ナタリによる短編『Elevated』をベースに作られた。さまざまなトラップだけでなく、極限状態における人間関係にも注目だ。続編が2作あるほか、2021年にはナタリが製作に参加した初の公認リメイクとなる日本版映画も公開された。日本版では菅田将暉が主演を務めている。

『キューブ』のあらすじ

6人の男女が謎の立方体(キューブ)の中で目を覚ます。彼らはお互い何の接点もなく、ここにいる理由もわからない。無機質な部屋には6つのハッチがあり、別の部屋に繋がっているようだった。

彼らは脱出を試みるべく、立方体の部屋を移動する。しかし中にはトラップが仕掛けられた部屋があり、メンバーが命を落としていく。やがてトラップがない安全な部屋を見つけるための法則に気づくのだが、追い詰められた彼らの関係は悪化していくばかりだった。

おすすめデスゲーム洋画4『ザ・ハント』(2020年)

おすすめデスゲーム洋画4『ザ・ハント』(2020年)

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2020年に公開された『ザ・ハント』の概要とあらすじを紹介する。

公開年2020年
原題『The Hunt』
上映時間89分
製作国アメリカ
監督クレイグ・ゾベル
脚本ニック・キューズ
デイモン・リンデロフ
キャストベティ・ギルピン
ヒラリー・スワンク
アイク・バリンホルツ
ウェイン・デュヴァル
公式サイト・SNS公式サイト
公式Twitter:@the_hunt_jp

『ザ・ハント』の概要

『M3GAN/ミーガン』など、ホラー映画を得意とするブラムハウス・プロダクションが手がけた問題作。富裕層が娯楽のために人間狩りをおこなう設定で、全米公開前にさまざまな物議を醸し、公開が延期されたことでも話題になった。

富裕層と庶民の格差や対立、ネットで巻き起こる陰謀論など、現代的な社会問題もテーマとして盛り込んでいる。サバイバルアクションを楽しむ映画としてはもちろん、格差による分断を風刺したブラックユーモアとして鑑賞するのもよいだろう。冷酷に狩りをするセレブ役で、オスカー女優ヒラリー・スワンクが出演している。

『ザ・ハント』のあらすじ

森の中で12人の男女が目を覚ます。ここがどこなのか、なぜここにいるのかわからない中で銃声が鳴り響き、彼らは命を狙われていることに気づく。ネット上の噂でしかないと思っていた、セレブによる人間狩り「マナーゲート」は実在したのだ。

与えられた武器を手に森の外へと逃げ出すが、助けを求めたガソリンスタンドもマナーゲートの罠だった。しかし、そこに現れた「獲物」側の女性クリスタルによる反撃から、事態は思わぬ方向に転がり始める。

おすすめデスゲーム洋画5『レディ・オア・ノット』(2019年)

おすすめデスゲーム洋画5『レディ・オア・ノット』(2019年)

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2019年に公開された『レディ・オア・ノット』の概要とあらすじを紹介する。

公開年2019年
原題『Ready or Not』
上映時間95分
製作国アメリカ
監督マット・ベティネッリ=オルピン
脚本ガイ・ビューシック
R・クリストファー・マーフィー
キャストサマラ・ウィーヴィング
アダム・ブロディ
マーク・オブライエン
ヘンリー・ツェーニー
公式サイト・SNS公式サイト

『レディ・オア・ノット』の概要

大富豪の一族と、そこに嫁いだ花嫁とのデスゲームを描くホラーコメディ。日本での劇場公開はされなかったが、血みどろのデスゲームにコメディ要素を加えた疾走感のある展開で、批評家から高い評価を集めている。

本作でおこなわれるデスゲームは、くじ引きで選ばれた命がけのかくれんぼだ。タイトルを日本語に訳すと「もういいかい?」となる。ウエディングドレスのままで繰り広げられるサバイバルアクションと、富豪一族がおこなうデスゲームの謎にも注目しよう。

『レディ・オア・ノット』のあらすじ

御曹司アレックスと結婚し、大富豪で名門のル・ドマス家へと嫁ぐことになったグレース。変わり者の多い一族だが、グレースは幸せの絶頂にいた。結婚式を終えたその日の夜、グレースは一族の伝統によるゲームをすると呼び出され、くじ引きでかくれんぼをすることに。

普通のかくれんぼだと思って屋敷に隠れるグレースだが、一族は彼女を殺すつもりで探し出そうとしている。本来なら一族側につくアレックスからゲームの真実を聞かされ怒りがこみ上げるグレースは、武器を手に取って反撃に出る。

戦慄のデスゲームに隠された映画のテーマを探ってみよう

デスゲーム映画は命がけのサバイバルやショッキングなシーンだけでなく、友情を描いた作品やミステリーとして謎解きを楽しめる作品も多い。映画を通して、公開当時の社会情勢や各国の社会問題などを改めて知ることもできる。

凄惨なゲームの裏に隠れたテーマを考えながら観てみると、映画を楽しむ視点が増えてさらに世界が広がるだろう。

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Text by NewSphere 編集部