ブリトニー・スピアーズの若い頃~現在の姿|父親・子どもとの関係も調査

ブリトニー・スピアーズの若い頃~現在の姿│父親・子どもとの関係も調査

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アメリカを代表するポップシンガーであり、日本でも「ブリちゃん」の愛称で、1998年頃から爆発的な人気を誇ったブリトニー・スピアーズ。完璧なパフォーマンスと愛らしいルックス、そして目が離せないライフスタイルで世界中を魅了していった。

この記事ではデビューから約25年経った彼女の現在の姿や、ファンの間で騒がれている噂の真意、また家族との関係性について調査していく。

ブリトニー・スピアーズのプロフィール

ブリトニー・スピアーズのプロフィール

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名前ブリトニー・スピアーズ
(Britney Spears)
生年月日1981年12月2日
出身地アメリカ合衆国ミシシッピ州マコーム
身長163cm
職業歌手、女優
SNSInstagram (@britneyspears)

11歳のときにディズニーチャンネル『ミッキー・マウス・クラブ』でテレビデビューを果たす。クリスティーナ・アギレラやライアン・ゴズリングなどの若手スターと共に、圧倒的な存在感で番組を盛り上げた。

その後は14歳でソニー・ミュージックの傘下であるジャイヴ・レコードと契約し、16歳のときに発売したデビューアルバムは世界中で2500万枚以上の売り上げを記録するなど、歌手として華々しい幕開けを飾った。これまでの楽曲総売り上げは全世界で1億枚以上にもなるスーパースターである。

ブリトニー・スピアーズの若い頃の姿

ブリトニー・スピアーズと聞いて、制服で踊る姿を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。1999年に発売されたデビュー曲『ベイビー・ワン・モア・タイム(…Baby One More Time)』のミュージックビデオでは、学校を舞台に、シャツの裾を結んだヘソ出しスタイルとミニスカートで大胆に踊る姿を披露した。幼さが残る可愛らしい顔立ちと、セクシーなパフォーマンスとのギャップに世界中が釘付けになった。

日本でも1990~2000年代はルーズソックスや厚底ブーツなどのギャルファッション全盛期であったため、ブリトニー・スピアーズの魅力に多くの若者が惹きつけられ、彼女のスタイルを真似した人も多いに違いない。

日本でも大ヒットを巻き起こしたブリトニー・スピアーズの代表曲

デビュー以来、数々のヒット曲を生み出してきたブリトニー・スピアーズ。これまでにリリースされたシングルは40曲以上、アルバムは9作品中6作品で全米1位を獲得するなど、誰もが認めるヒットメーカーである。

今回はブリトニー・スピアーズ初心者にもぜひ聞いて欲しい、彼女の代表曲ともいえるおすすめ作品をいくつかまとめてみた。

曲名収録アルバムリリース年
…Baby One More Timeデビューアルバム
…Baby One More Time
1998年
Oops!…I Did It Again2thアルバム
Oops!…I Did It Again
2000年
Lucky
Toxic4thアルバム
In the Zone
2003年
Everytime
Womanizer6thアルバム
Circus
2008年
Circus
I Wanna Go7thアルバム
Femme Fatale
2011年
Make Me…(featuring G-Easy)9thアルバム
Glory
2016年

ブリトニー・スピアーズはこれまで8度グラミー賞にノミネートされ、2005年には「最優秀ダンス・レコーディング賞」を獲得している。またグラミー賞のほかにも、ビルボードミュージックアワードやティーン・チョイス・アワードなど、80を超えるアワードを受賞してきた。

さらに2017~2018年の年収は3000万ドル(約33億円)と推定されており、アメリカForbesが発表する「最も稼ぐ女性シンガー」では第10位にランクインしている。デビューから約25年経った現在に至るまで、着実にキャリアを積み重ねてきたといえるだろう。

ブリトニー・スピアーズの現在 気になる噂とは

16歳で華々しくデビューした彼女も現在は41歳(2023年4月時点)。トップシンガーとなり最前線で活躍しながらも、プライベートでは話題が尽きず、「お騒がせセレブ」として常にマスコミの注目の的となっていた。

ここでは最近噂されている家族との関係性や、インスタを巡る騒動について触れていく。

母親としての姿|愛する息子たちとの関係性

これまで数々の恋人と噂になり、55時間で婚姻関係を解消したこともあるブリトニー・スピアーズだが、彼女には溺愛している息子が2人いる。

2004年に結婚したダンサーのケヴィン・フェンダーラインとの間に生まれた、長男ショーン・プレストンと次男ジェイデン・ジェームスだ。両親譲りの端正な顔立ちで「イケメン兄弟」と言われている。

離婚後、親権は元夫に渡る

ブリトニー・スピアーズとケヴィン・フェンダーラインは2007年に離婚。当初、親権は共同保有という形を取っていた。しかしその後、ブリトニー・スピアーズの度重なる恋人問題や無免許運転での事故、さらにはドラッグ所持疑惑などが発覚し、彼女から親権は奪われ、ケヴィン・フェンダーラインのものとなる。

息子たちとの疎遠な状況に悲痛な思いを漏らす

親権がケヴィン・フェンダーラインに渡った後も、ブリトニー・スピアーズと息子たちとの仲睦まじい様子が報じられていたが、彼らも現在17歳と16歳(2023年4月時点)。

息子たちは最近、ブリトニー・スピアーズとの接触を避けているとの噂がある。実際に2022年に行われたブリトニー・スピアーズと新恋人サム・アスガリの挙式に、彼らは欠席していた。

息子たちの意思を尊重して、面会の頻度を下げたいとするケヴィン・フェンダーラインに対して、ブリトニー・スピアーズは「思春期の男の子を育てることは簡単ではないわ。彼らに失礼な扱いを受けて、憎らしく思っているの。私に会いに来ても、自分の部屋に直行してドアに鍵をかけるのよ!」と複雑な思いを漏らした。

息子たちが彼女を避ける理由は定かではないが、最近ファンの間で噂になった「インスタグラム騒動」も関係しているのかもしれない。

インスタ削除騒動|ファンからはメンタル面を心配する声も

ここ数年、SNSでのブリトニー・スピアーズの奇抜な行動が騒動を巻き起こしている。2021年にはインスタグラムにヌード写真をたびたび投稿した。周囲から批判の声が上がりながらも投稿をやめない彼女に、ファンの間では「誰かに支配されているのではないか」という憶測も飛び交った。

しかし彼女の不可解な行動はこれだけにとどまらない。「リバー・レッドという名前に改名する!」と踊りながら発表する動画を突如投稿したり、インスタグラムのアカウントを何度も削除したりして、彼女のメンタルを心配したファンが警察に通報する始末にまでなった。

「過剰な心配だ」とファンをたしなめるブリトニー・スピアーズだが、これまで20年以上彼女の行動を見守ってきたファンにとっては放っておけない事態だったのだろう。そして解放的ともとれる彼女の行動は、実の父親との関係解消がきっかけとも噂されている。

実の父親と裁判に|成年後見人の解除が決定

2008年より約13年間、ブリトニー・スピアーズの成年後見人を務めてきたのが父親のジェイミー・スピアーズだ。成年後見人とは、精神障害や認知症などによって判断能力が不十分な人の代わりに、財産や生活状況を管理する代理人のこと。

2021年、彼女は制度の解除を求めて裁判を起こした。法廷でブリトニー・スピアーズは、長年父親から仕事面だけでなく私生活をも監視され、制度を利用した虐待に合っていたとし、父親の退任を要求した。

父親側は「後見人としての課題はまだある」とし、当初両者の主張は食い違いをみせていたが、2021年に裁判所は成年後見人制度の正式な解除を決定した。ブリトニー・スピアーズは晴れて自由の身となったのだ。

お騒がせな面もあるがブリトニー・スピアーズの人気は健在

トップスターでありながら、繰り返される交際報道やドラッグ疑惑など、奇抜な行動で何度も世間を騒がせてきたブリトニー・スピアーズ。しかしその裏では、実の父親との確執に長年悩む娘の顔や、思春期の息子を想う優しい母の顔など、我々が知り得ないさまざまな姿があるのだろう。

離婚騒動のあと、一時は暗いニュースを聞くことが多かった彼女だが、2008年以降はドラマの出演で高視聴率を取ったりシングル曲のリリースで1位を記録したりなど、ブリトニー・スピアーズは完全復活したと評価されている。今後も彼女の動向に注目したい。

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Text by NewSphere 編集部