帰国したヘンリー王子、公式警護受けられない? 女王に面会できない恐れも

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◆英内務省、実費負担でも警護提供に渋い顔
 公式な警護がつかない場合、ヘンリー王子は個人的に民間の警備チームを雇うことになる。だがヘンリー王子は、それでは不十分だと考えているようだ。適切な警護計画を立てるには、相応の情報が必要となる。また、法的な権限をもつ警察の方が非常時の対処に利がある。英テレグラフ紙(8月28日)は、「私的な警備チームを利用することは可能だが、ヘンリー王子は以前、こうした警護員たちは彼の家族の安全を確保するうえで十分なイギリスの情報を入手できないだろうと主張していた」と報じている。

 では、費用を負担したうえで公式な警護を要請できるかというと、これも難しいようだ。同紙によると英内務省のロバート・パーマー勅選弁護士は、「警察による個人の警護は、個人的な支出ベースで利用することはできない」との見解を明確にしている。

 内務省は過去にも同種の要請を却下している。メトロ紙によると、ヘンリー王子は自己費用による公式な身辺警護を依頼したが、内務省は2020年2月、王族と「同程度」の警護は提供できないとの判断を下した。

◆イギリス帰省でもエリザベス女王に会えない恐れ
 3日にイギリスに到着したヘンリー王子夫妻だが、解決の見込みがないセキュリティ問題が足かせとなり、エリザベス女王との面会が叶わない恐れも出てきた。テレグラフ紙は「サセックス公爵夫妻(ヘンリー王子夫妻)は、セキュリティ問題が解決しない限り、次回のイギリス訪問中に女王に会う機会を逃すことになりそうだ」と報じている。イギリスとドイツをチャリティ・イベントのため訪問する二人だが、イギリス滞在中、エリザベス女王が夏の休暇を過ごしているバルモラル城へ移動することは困難になる見通しだ。

 メトロ紙によると、ヘンリー王子は過去、実際に警備上の脅威を経験している。2021年7月、チャリティーイベントからの帰宅中にカメラマンの車に追われたという。

 元王族という立場上、相応の警備を必要とするが、イギリスで手厚い警護は期待薄のようだ。

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Text by 青葉やまと