「パリスが料理なんて」パリス・ヒルトンに口撃を仕掛けるイーロン・マスク

Tinseltown, Frederic Legrand - COMEO / Shutterstock.com

 所有するX(旧ツイッター)から広告主が相次いで引き上げ、イーロン・マスク氏は焦りを募らせている。去った広告主に対する「消え失せろ」などの罵倒が問題視されるなか、新たな矛先は米モデルで歌手のパリス・ヒルトン氏に向かった。

 ヒルトン氏が所有するブランド「11:11メディア」は、Xへの広告出稿など広範なパートナーシップを表明していた。しかし、マスク氏が反ユダヤ主義的な投稿を支持したことを受けて解消となった。

 マスク氏は手のひらを返したかのように、11:11メディアが出稿したピンクのキッチンウェアの広告を非難。「あの広告キャンペーンはあまり説得力があったとはいえない」とあざ笑った。「パリスが頻繁に料理をするとは思えない」と批判したが、ヒルトン氏は料理番組兼トークショーのNetflix『パリスとお料理』で番組ホストを務めている。

◆「赤ちゃんのよう……」
 軽はずみな発言が目立つマスク氏に対し、米ニューヨーク・ポスト紙や同紙の芸能部門「ページ・シックス」の読者たちからは、辛辣なコメントが寄せられた。

「赤ちゃんのような大人だ。口をつぐんで静かに座っておくべき」

「マスクはダークサイドに落ちて行っている」

「マスク氏が思考の一部を選択してから世に出すことができれば、とてつもない影響力と敬意が集まるだろうに」

 一方、お騒がせセレブとして賛否両論のヒルトン氏も多くの批判を受けた。

「パリス・ヒルトンが人生で料理したことなんてない」

「パリス・ヒルトンのクックウェアだって?」

Text by 青葉やまと