新型フォレスター、車内の“アレ”廃止に惜しむ海外ファンも「スバルらしかったのに」

Subaru

 スバルが16日のロサンゼルス・オートショーで発表した新型「フォレスター」は、モダンで堅牢性を強調するエクステリアデザインとなり、先進の「アイサイト」アシスト技術を全トリムで標準装備する。

 従来通り「どこにでも行ける、どこでも使える」の合い言葉を継承しながら、機能性と実用性をさらに磨き上げた。現時点で日本への導入予定は発表されていないが、アメリカで2024年の発売を目指している。

 インフォテインメントは小型画面を2つ組み合わせていた従来式から改め、11.6インチの大型タッチスクリーンを搭載する。この大型画面に好みが分かれているようだ。

◆大型画面に思わぬ抵抗
 スバルがユーチューブで公開した動画への反応として、2画面式の従来型を愛用していたという声が聞かれる。

「もしデュアルスクリーンが好きなら、11.6インチになる前に(現行型を)買っておこう!」

「デュアルスクリーンが恋しい。本当にスバルらしかったのに。縦型タブレットはクルマにマッチしていない」

 北米の自動車番組『ドライビング・スポーツ』がレビュー動画をユーチューブで公開しているが、こちらでも視聴者はインフォテインメントに反応した。

「2022年モデルを持っている。メイン画面を見下ろさなくても、ダッシュボードにある小さな上部スクリーンで、車内で起こっているすべてを把握できた。一方でメイン画面は、メディアや地図など使用中の機能を表示する。素晴らしいアイデアだと思ったが、廃止は残念だ」

 新型発表で、小さなスクリーンが集めていた思わぬ愛着が明らかになったようだ。

一部グレードに搭載される11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ|Subaru

Text by 青葉やまと