「顕著な違い」弱点克服のスバル クロストレック、2.5Lエンジンが好評 カナダでベスト小型SUV賞
◆インテリアも快適
インテリアではシートやインフォテインメントに工夫を凝らし、快適な室内空間を作り上げた。トルク・ニュース誌は、「内部は広々としていて快適」と述べている。バケットシートの前席は座り心地が良く、後席もゆったりとしていて長身の人でもストレスなく過ごすことができる。シートが高めの造りになっていることから、乗車と下車もより自然に近い体勢で行うことが可能だ。インフォテインメントは標準では6.5インチ画面を備えるが、上位グレードでは大型の8インチ・ディスプレイを採用する。
トロント・スター紙も快適な室内空間になっていると講評しており、優れた外観のデザインによる恩恵を受けていると捉えている。丸みを帯びた角形の設計は見た目にスタイリッシュなだけでなく、室内の有効スペースを広げる効果を生んでいる。
◆4グレード+ハイブリッドを用意
2021年型スバル クロストレックは北米ですでに販売中だ。アメリカではガソリンモデルとして4つのグレードを用意する。エントリーモデルの「クロストレック」「同 プレミアム」は、従来と同様の水平4気筒DOHC 2.0Lエンジン仕様となる。中上位の「同 スポーツ」「同 リミテッド」は馬力を増した2.5Lエンジンの構成だ。このほかHV仕様の「同 ハイブリッド」を用意し、合計5グレードのラインナップとなる。理想的な重量バランスを追求したシンメトリカルAWDを全グレードに搭載する。価格は2万2245ドル(約244万円)からの設定だ。
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