新型EV「ホンダe」、先行発売の英国で好評「これまでで最も独特な一台」

Honda Motor Europe

 まるでパンダのような愛らしいデザインのEV「ホンダe」が10月30日、いよいよ発売となる。2017年発表時から大変な注目を集めており、国内ではすでに注文受付数が第1期の販売予定台数に達しているほど好調だ。イギリスでは7月からすでに市場に登場しており、「この夏必須のEV」「心が選ぶシティ・カー」と評判良好だ。

◆高速で街で 注目浴びるデザイン
 英カー誌(7月16日)は実際にイギリスの街路で試乗したうえで、「この夏必須のEV」だとコメントしている。ホンダeの最大の特徴は、最新技術を詰め込んだ車体をおおうユニークな外観だ。パンダのようなとぼけたスタイルが唯一無二の個性を放つ。同誌は「これまで私たちが見てきたEVのなかでも、最も独特なものの一つだ」と語っている。小型で魅力あるサイズ感、キュートな顔にクールなインテリアと、人の感情に訴えるつくりだ。弱点がないわけではなく、2万9160ポンド(約391万円。日本では税込451万円)という価格はEVとしても高めの設定だ。また、航続距離は約220キロ(欧州WLTPモード。国内WLTCモードでは283キロ)と、もう一声欲しいところではある。けれども前述のようなデザイン上の美点からして、こうした短所すらあまり気にならないほどだとカー誌は受け止めているようだ。

 英スコッツマン紙もデザインを取り上げており、ホンダeは「頭ではなく、心で選ぶEVシティ・カー」だと述べている。高速道路を試乗したところ、驚くほど多くの通りすがりの車が、ホンダeを間近に見ようと並走してきたという。街でも、人々がホンダeを目にしてポジティブな感想を口にする声が運転席にまで聞こえてきたといい、注目度は抜群のようだ。

Text by 青葉やまと

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