世界で一番人気のある車の色は? 日本では「高級車のトレンド色」が人気

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 アクサルタコーティングシステムズが、第65回「2017年版自動車人気色調査報告書」を発表した。報告書によると、ホワイトが2017年に消費者による車体人気色をグローバルで牽引したことが明らかになったという。2位はブラックの16%、これに続いてグレーとシルバーが共に11%で2年連続3位となった。

 また、本報告書では、地域ごとの分析もなされている。
・世界全般: ホワイトがナンバーワンの座を確立し、パールホワイト色が高級車のトレンドとなり、パールホワイトは2017年に4%上昇しました。 
・アフリカ: グレーが3%上昇し11%となり、2桁台に伸びた。
・アジア: 車体色の52%がホワイトで占めている。ホワイトの人気が最も高いのは中国で62%、日本ではパールホワイトの人気が28%となった。
・欧州: 世界全体でグレーの人気が最も高く、20%となった。
・北米: とりわけコンパクトカーやスポーツカーでブルーの人気が上昇し、6%増の16%となった。
・ロシア: 最も人気のホワイトが28%から32%へと上昇する一方で、シルバーのシェアも3%増加した。
・南米: 南米ではグレーの人気が高まっており、8%から11%へと上昇した。
 
 アクサルタ社のグローバル・カラー・マーケティング・マネージャーのナンシー・ロックハート氏は、調査結果について以下のようにコメントをしている。「モダンな魅力を持つホワイトが世界全般でトップの座を守りました。2017年は3コート塗装であるパールホワイト色が全セグメントで人気のため4%上昇、日本においては使用率が最も高くなっています。全般的に明度・輝度の高い色の人気が継続しており、明るいグレーや明るめから中程度の濃さのブルーへの注目が高まっています」
 
 また、アクサルタ自動車OEMカラー・デザイナーで欧州・中近東・アフリカ地域担当のエルケ・ダークス氏は、「自動車塗色は常に変化します。最近はブルー系が高彩度から高明度のメタリック色まで多彩な広がりでトレンドとなっており、また、グレーも次に可能性のある中間色として台頭しています」と述べている。
 
 アクサルタOEMカラー・デザイナーで中国地域担当のアニー・ユー氏は、「ホワイトが最も高い人気色であることに議論の余地はありませんが、単にこれだけではありません。当社のお客様は、この報告書が明らかにする微妙なトレンドに価値を見出しています。例えば、インドの消費者は他のどの地域にも増してシルバーを選好しており、驚くことに当地のシルバーの割合は30%を超えています。全般的には、中国では他のどの地域にも増してホワイトの自動車が生産されており、うち47%がソリッド塗装のホワイト、15%がパール塗装のホワイトです」と述べている。

Text by 酒田 宗一

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