「顕著な違い」弱点克服のスバル クロストレック、2.5Lエンジンが好評 カナダでベスト小型SUV賞
国が違っても評価の傾向は似ており、 カナダのトロント・スター紙(2月23日)もかねてからクロストレックの馬力向上を望んでいたと振り返る。新しい2.5Lエンジンの出力は「顕著な違いを生んで」おり、「このセグメントの購買層から支持されると思う」と述べている。
実際に試乗したところ、十分な出力を得るには、かなり高回転域まで回す必要を感じたようだ。それでも乗りこなしにくいというわけではなく、むしろスポーティーな個性として同紙は受け止めている。
なお、カナダ自動車ジャーナリスト協会は新型スバル クロストレックに対し、2021年のベスト・スモールSUV賞を授与している。米トルク・ニュース誌は、新型では全グレードでAWDが標準構成となった点が受賞に寄与したと見ている。
このほか、約22センチを確保したグラウンド・クリアランス、悪路でのパフォーマンスを向上するデュアルファンクション・X-MODEなど、走破性をいっそう高める取り組みが評価された模様だ。