3億円超集めた全自動歯ブラシも 話題を呼んだクラウド・ファンディング製品たち

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 クラウド・ファンディングの存在感が日増しに大きくなっている。優れた製品のアイデアに対し、その発想に共感したファンたちが、製品を事前予約する形で製造資金を応援できる枠組みだ。代表的な米サイト「キック・スターター」から、話題を呼んでいる企画の一部を紹介しよう。夢を与えてくれる製品が満載だ。

◆毎日の暮らしをアップグレード
 クラウド・ファンディングには、忙しい毎日のタスクを便利にしてくれる製品企画があふれている。インタレスティング・エンジニアリング誌(以下IE誌)が紹介する「アマブラシ」は、世界初の全自動歯ブラシをうたう製品だ。歯列全体をカバーするブラシを口に含むと、振動するブラシ部がわずか10秒で歯全体をクリーンにしてくれる。各種メディアで注目され、5万ユーロ(約620万円)の目標金額に対し、実に300万ユーロ(約3億7200万円)を調達した大成功企画となった。

                                                                                                                 

 キッチン用品も人気の分野だ。ボブヴィラ誌(以下BV誌)が取り上げるスマート・クッカーの「マスター・ソース」は、揚げ物からスロー・クッカーまで1台8役をこなす全自動の調理鍋で、スマートフォンからも操作可能だ。材料をセットした後は、キッチンで待つことなく外出し、一日を有効に過ごすことができる。4万ドル(約430万円)が目標だったが、その5倍以上の金額を調達した成功商品となった。毎日のちょっとした面倒事から解放してくれるグッズは、クラウド・ファンディングでも人気の分野だ。

Text by 青葉やまと