アマゾンよりアフリカのほうが火災多発 NASAの火災マップにネット騒然

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 アマゾンの熱帯雨林で頻発する森林火災が世界中を心配させているが、NASA(アメリカ航空宇宙局)が公開した世界の火災地図で、アマゾンよりもアフリカで起きている火災のほうが多いことが判明した。SNSでは対策を求める声と批判が噴出しているが、アフリカの火災にはアマゾンとは異なる事情があるようだ。

◆アマゾンよりひどい? アフリカ放置にSNSの批判噴出
 NASAは、世界の8月の一日平均の火災発生件数は1万件で、そのうちの少なくとも70%がアフリカで起きているとして、アフリカを「火の大陸」と呼ぶ。NASAの8月の特定の2日間の火災を記録したデータでは、アンゴラの火災は6902件、コンゴでは3395件だったのに対し、ブラジルでは2127件だった(BBC)。

                                                                                                                 

 この結果に驚いたのは世界のSNSユーザーたちだ。「なぜアマゾンよりアフリカの火災に関心が薄いのか」「セレブや政治家たちはなぜ声をあげないのか」といった批判と懸念のコメントが世界中から寄せられた。アマゾンの火災を「国際的危機」と表現したマクロン仏大統領も、騒ぎを受けてアマゾンだけでなくアフリカにも支援が必要だとツイッターで発言している(BBC)。

Text by 山川 真智子