ナイキ創業者も? 政治を金で買う富豪に 共和党の知事候補に多額の献金

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 米オレゴン州知事選の共和党候補者、ヌート・ブエラー氏に、世界的なスポーツウェア・メーカー、ナイキの創業者であるフィル・ナイト氏が、巨額の政治献金をしていたことがわかった。アメリカでは、富豪が金で政治に影響力を持つ傾向が高まっており、ナイト氏もその仲間に入ったのではと、献金の目的をメディアが推測している。

◆世界的大富豪ナイト氏 献金額は記録的もノーコメント
 ナイキといえば、プログレッシブなイメージを持ち、最近ではトランプ氏と対立するスポーツ選手を広告に起用したことでも話題になった。しかしウェブ誌『クオーツ』によれば、実はトランプ氏の共和党にも献金しているという。今回、創業者ナイト氏も共和党候補者に巨額の献金をしたことで、ナイキが政治的にどちらよりなのかという謎がさらに深まったと同誌は述べている。

                                                                                                                 

 ナイト氏は2016年に一線を退き名誉会長となったが、ナイキの成功で巨万の富を築いた。フォーブス誌のランキングでは、世界第28位の富豪で、資産は290億ドル(約3兆2500億円)となっている。

ナイト氏のブエラー氏への献金額は250万ドル(約2億8,000万円)で、オレゴン州での個人献金としては記録的な額だった。政治通の間では、さらに100万ドル(約1億1200万円)を、共和党知事協会を通じ献金したと見られている(ガーディアン紙)。ブエラー氏への献金に関するメディア各社からの問い合わせに対し、ナイト氏の広報担当者はコメントしないと回答している。

Text by 山川 真智子

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