ウィル・スミスも!? 20年大統領選に出馬する可能性のあるセレブ4人

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 大方の予想を覆し、ドナルド・トランプ氏が当選するというショッキングな結果となった2016年の米大統領選から1年3ヶ月が経過しようとしている。次の2020年の大統領選までわずか2年9ヶ月となった今、アメリカのメディアでは「誰が出馬するか」「誰ならトランプ氏を打ち負かすことができるか」という話題で持ちきりだ。

 しかしトランプ氏の当選後、「政治経験のないセレブリティでも大統領になれる」という考えが広がったようで、出馬を真剣に考慮しているセレブもいるようである。

                                                                                                                 

◆①メディア女王「オプラ・ウィンフリー」
 メディア女王オプラ・ウィンフリーは真剣に2020年の大統領選出馬を考えているという。オプラはアメリカでは知名度も好感度も高く、これまで国内外を問わず数々の社会奉仕を行ってきた。

 トランプ政権では大統領自身の政治家としての「経験と資質の不足」が大きな問題となっている。2017年3月8日付の芸能誌ピープル(電子版)によると、オプラは政治経験のないトランプ氏の当選を受けて出馬を考えるようになったそうだが、その通り政治経験がないことが不透明材料となることだろう。

◆②俳優に転身した元プロレスラー「ザ・ロック」
 ハワイ出身の元プロレスラーで、現在は俳優としてハリウッドで活躍する「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソン。彼はトランプ氏が大統領選で当選した約1週間後、2016年11月14日に公開されたヴァニティ・フェア誌(電子版)で、「(2020年大統領選出馬は)可能性がないわけではない」と話した。

 彼もトランプ氏当選に希望の光を見出したようで、「今回の大統領選でどんなことでも可能だと分かった」と話している。当時彼は共和党員だったが、トランプ氏就任後1年、現在どのような政治観を持つのかは明らかになっていない。

◆③好感度が高いナイスガイ「ウィル・スミス」
『インデペンデンス・デイ(Independence Day, 1996)』などで有名な黒人俳優ウィル・スミスも出馬を匂わせる1人だ。CBSニュースの2015年12月11日付の報道によると、テレビ番組のインタビューで「人々がこれ以上イスラム教徒に関する狂ったことを言い続けるなら、私が(大統領選に)出馬するしかないだろう」と語ったという。

 しかし、彼は最近特に政治に関する発言を特にしていないため、出馬が実現する可能性は低いと思われる。

◆④反トランプのビリオネア「マーク・キューバン」
 ビリオネアのビジネスマンでプロバスケットボールチームのダラス・マーベリックスのオーナーでもあるマーク・キューバン氏。ビジネス系のリアリティ番組にも出演しているため立場的にはトランプ氏に似ており、また共和党員でもあるが、キューバン氏は断固として「反トランプ」を貫いている。

 2017年10月3日付のCNN記事によると、キューバン氏は「(大統領選出馬を)考慮している」という。キューバン氏は共和党員であるため、2020年の時点でトランプ氏在任の場合は共和党予備選にまず出馬することになる。

 トランプ氏就任後、「政治経験のなさ」は致命的な欠陥であることが露呈しつつある。いくらカリスマ性のある大金持ちでも、トランプ氏に辟易するアメリカ国民が多い昨今、次のセレブ候補が当選するかどうかはいささか疑わしいと言えるだろう。

Text by 相馬佳

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