大阪2位 「世界の住みやすい都市」ランキング 日豪NZが上位に
英エコノミスト誌の調査部門が毎年発表する「世界の住みやすさ指標」2021年版は、大阪が世界で2番目、東京が5番目に住みやすい都市という結果になった。トップ10には、パンデミックへの対応で善戦したアジア環太平洋地域の都市が多くランクインしている。
◆トップ10の結果は……
上位10都市は以下のようになっている。末尾の数字は住みやすさ指標を示し、数字が高いほど生活に適した都市ということになる。
1位:オークランド(ニュージーランド)96.0
2位:大阪(日本)94.2
3位:アデレード(オーストラリア)94.0
4位:ウェリントン(ニュージーランド)93.7
5位:東京(日本)93.7
6位:パース(オーストラリア)93.3
7位:チューリヒ(スイス)92.8
8位:ジュネーヴ(スイス)92.5
9位:メルボルン(オーストラリア)92.5
10位:ブリスベン(オーストラリア)92.4
調査は世界140都市の住みやすさを数値化したものだ。「安定性」「医療」「教育」「文化と環境」「インフラ」の5つのカテゴリにおいて、各都市がどの程度課題があるかをデータで分析した。それらを重みづけしたうえで合計し、最終的な指標を導き出している。前年の2020年はパンデミックの影響で調査が延期されており、今回は2019年以来2年ぶりの発表になった。