メーガン妃は「オノ・ヨーコ」? なぜ英国民から嫌われるのか

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 英王室の主要メンバーを離脱し自由な生き方を求めたメーガン妃に対し、世論の逆風は強い。移住先であるアメリカでは、現代のオノ・ヨーコと化したなどとの声がSNS上で飛び交う。ビートルズのジョン・レノンの妻であった彼女を引き合いに出した例えには、どのような意味が込められているのか? メーガン妃に反感を抱く人々の心理を検証する。

◆メグジットの波紋
 ヘンリー王子とメーガン妃は2020年3月、英ロイヤルファミリーのシニア・メンバー離脱を正式に表明した。この件は正式発表以前からイギリス内外で大きな波紋を呼んでおり、米大衆紙のUSAトゥデイ(1月10日)は、「ブレグジットは忘れよう。いまではイギリスの誰もが『メグジット』(訳注:メーガン妃の離脱)について騒ぎ立てている」と伝えている。

 二人が王室を離脱した原因について英ガーディアン紙は、メーガン妃が原因だとする見方を示している。同紙が配信するポッドキャストでは、二人を追うフリー記者のビクトリア・マーフィー氏が解説を行っている。そもそもメーガン妃は女優としてのキャリアを持っており、法廷ドラマ『SUITS/スーツ』のメインキャストなどとして知られていた。ヘンリー王子と知り合い王室入りを果たすことになるが、まったく違う世界へ踏み込む準備ができていなかったのではというのがマーフィー氏の見方だ。女優業で成功したメーガン妃だが、王室にふさわしいマナーと考え方を備えていなかった可能性がある。

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Text by 青葉やまと

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