ファストフードを食べると身体に何が起きるのか? 7つの危険と脱却のヒント
◆5.高血圧
濃い味付けのファストフードやスナックにはわかりやすい美味しさがあるが、どうしても塩分の取り過ぎになりやすい。過剰な塩分は心血管系に悪影響を与えるため、こうした食事の食べ過ぎには要注意だ。リーダーズ・ダイジェスト誌は、塩分過多の食事をした場合、食後30分で早くも血管に負の効果が現れると述べている。
糖分も大敵だ。ワシントン・ポスト誌は、糖分が動脈を収縮させ、結果として血圧が上がるというメカニズムを解説している。たった1食ファストフードを取っただけでも、即座にこの反応が体内で起きてしまうのだという。
健康情報を扱う米ヘルス・ライン誌は、ファストフードに含まれるトランス脂肪酸への注意を促している。善玉コレステロールを減少させて悪玉を増やし、動脈硬化の原因となってしまう。トランス脂肪酸を多く含む食品としては、菓子パン、ピザ生地、クラッカーやクッキー、そしてハンバーガー店のサイドメニューにあるようなサクッと揚げたパイなどが挙げられる。食べ過ぎによる血圧と血中成分の変化に気をつけたい。