ファストフードを食べると身体に何が起きるのか? 7つの危険と脱却のヒント
◆3.免疫力低下
ジャンクな食習慣を続けていると、やがて基礎的な免疫力が低下してしまう。環境・健康を扱う学術誌の『エンバイロメント・インターナショナル』に掲載された論文によると、ファストフードをよく買う人々は、スーパーでの惣菜派や自炊派の人々よりも、フタル酸の代謝レベルが35%ほど高いことが判明した。フタル酸は炎症およびメタボとの関連が疑われている物質だ。
さらに米栄養学術誌の『ニュートリション・ジャーナル』は、ファストフードに含まれる糖分・塩分・飽和脂肪酸が、免疫力低下、炎症、がん、アレルギー疾患、ぜんそく、鼻炎、湿疹など幅広い疾患を引き起こすという論文を掲載している。栄養バランスの悪化は、さまざまな病気の入口というわけだ。