高級ブランド店、イケアに行列 封鎖緩和のスイス

ルイ・ヴィトンのチューリヒ店前に並ぶ人たち(5月12日撮影)|Satomi Iwasawa

◆家具のイケアには、必需品を求めて
 5月11日、チューリヒ市近郊の大手家具メーカーのイケアには、再開前に300人が列を作り、先頭のほうの人たちはすでに2時間前から来ていたという。

 ロックダウンの間、イケアでもオンラインショッピングはできたが、家具類は実物を見ないと買いにくいものだ。

 1ヶ月前に引っ越し、引っ越し直後に新品の家具を揃えようと計画していたためにほとんど空のアパートで過ごしてきた男性、2週間後に引っ越す予定でベッドとクローゼットがまだない女性、子供がベッドで思い切り飛び跳ねたためにフレームが壊れ、買いに来た夫婦などが並んでいた(ターゲス・アンツァイガー紙)。

◆美容院やマッサージサロンが、一足先に再開
 フランスでは今回の封鎖緩和は第1段階だが、スイスでは実は今回が第2段階で、最初の緩和は2週前の4月末に行われた。

 その4月末は、理容院・美容院、美容サロン、マッサージサロン、園芸店、ホームセンターなどが再開した。園芸店、ホームセンターなどに開店前から人が列を作る様子や、美容院で、入店人数に制限があることも手伝って、何日も予約が埋まっている状況が報道された。

 感染のことを考えると、顧客との距離が非常に近い理容院・美容院や美容サロンが最初に再開許可になるというのは少し驚きだが、髪や爪を整えたり、リラックスのために施術してもらったりすることは、スイスでは重視されているのだろう。

 第3段階の緩和は6月の初めに予定されている。

Text by 岩澤 里美

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