世界から報告、新型コロナかもしれない症状 皮膚や目にもか

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 フランス皮膚科・性病科協会も4月6日、Covid-19感染と関連して皮膚病変が現れる可能性をプレスリリースで発表した。同協会が、皮膚科医400人が参加するWhatSappグループを組織して呼びかけたところ、新型コロナウイルス感染者のなかには手足の指に現れるしもやけ症状のほか、ときに痛みを伴う紅斑や一時的なじんましんが現れることが報告された。

 これらの皮膚症状を呈するCovid-19感染者は「必ずしも肺症状を伴わない」ため、同協会は、皮膚疾患と新型コロナウイルスが関連する可能性を広く知らしめる必要があるとしている。

◆結膜炎
 一方、米国眼科学会は、結膜炎の患者が新型コロナウイルス感染者である可能性について警告を発した。同学会が3月発表(4月19日更新)した「眼科医のためのコロナウイルスについての重要なアップデート」は、Covid-19患者が結膜炎を患っていた例をいくつかの報告から列挙している。

 たとえば、ジャーナル・オブ・メディカル・バイロロジー誌の報告による、中国のCovid-19入院患者30人のうち1人が結膜炎を患っていて、その患者の目の分泌物に新型コロナウイルスが見つかったという例。あるいは、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌に発表された、中国のCovic-19入院患者1099人中9人(0.8%)に結膜充血が見られたという報告。

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Text by 冠ゆき