17歳が作ったコロナ情報サイトが話題 分単位で更新、世界の状況網羅

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 世界中が新型コロナウイルスの感染状況に一喜一憂させられているが、アメリカの高校生が作ったサイト「ncov2019.live」が素晴らしいと話題になっている。シンプルな画像と読みやすい表で国や地域、世界の感染状況が一目でわかるようになっており、世界最大の新型コロナウイルスのデータサイトの一つとして利用者の信頼を得ている。

◆コロナにいち早く着目、世界最大級のデータサイトに
 このサイトを作ったのはシアトルに住む17歳の高校生、アヴィ・シフマン君だ。プログラミングをしていた父親の影響でコンピューターに興味を持ち、7歳のときに、おもにユーチューブの動画を見て独学でコーディングを学び始めた。これまでに30以上のウェブサイトを立ち上げている。小学3、4年生のころに初めてアニメ・サイトを作成。その後自分の学校のスポーツチームのスコアや、世界の抗議運動に関するニュース、火星の天気予報などをテーマに、ユニークな情報サイトを開設してきた(ニューヨーカー誌シアトル・タイムズ)。

 アヴィ君がコロナウイルスの感染状況に目をつけたのは12月末とかなり早かった。当時は誰もいまのようなパンデミックになることなど予想もしておらず、アヴィ君も単にデータへのアクセスを簡単にしようと思っただけだったという。アヴィ君はさっそく家族とのスキー旅行中にスキーをパスしてサイトを作成。ウェブスクレイピングというウェブサイトから情報を抽出するコンピューター技術を利用し、世界保健機関(WHO)、中国、韓国などから情報を収集し始めた(ニューヨーカー誌)。

 いまやシンプルな図表を使い、世界の感染状況を分単位で更新する彼のサイトには1日3000万回のアクセスがある。開設以来3.5億人の訪問者を記録している(ブルームバーグ)。

Text by 山川 真智子

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