世界の富豪と寄付 財布の紐が堅いアジア人、ジェフ・ベゾス氏……

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 国際NGO、オックスファムが2018年に出した報告書によれば、世界で最も裕福な上位26人が、下位38億人分の富を保有しているという。格差は拡大する一方だが、富裕層のなかには自らの資産の一部を寄付し、社会貢献活動を行う人も多い。彼らの貢献度が問題にされている。

◆寄付は欧米の習慣? アジア人は少なめ
 データ分析会社、Wealth-Xの報告書によれば、2018年に資産3000万ドル(約33億円)以上の富裕層が慈善活動への寄付に使った額は、世界で1530億ドル(約16兆6800億円)になったという。これは、アメリカ政府のヘルスケア、教育、エネルギーのための予算を満たすのに十分な額だという。

 全体の81%は、北米と欧州の富裕層が出したものだ。アジアの富裕層からの寄付額は、合計188億ドル(約2兆円)で、彼らの資産の0.2%に相当する。北米では資産の0.65%、欧州では0.56%が寄付されたということで、アジアの富豪はケチだとサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は述べている。報告書によれば、同じ富裕層でも、年配者のほうが金額的には寛容ということだ。

Text by 山川 真智子

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