海外こんまりブーム、思わぬ余波 「ときめかない」寄付がリサイクルショップに殺到

Matt York / AP Photo

 片づけコンサルタント、近藤麻理恵さんのNetflix番組『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』が、世界で大ヒット中だ。触発された視聴者がこんまり流で片づけを始めたが、それに伴う大量の「ときめかない」不用品がチャリティーショップに持ち込まれているという。なかには予期せぬ寄付もあり、関係者は頭を悩ませている。

◆番組人気沸騰 ときめかない品が続々とチャリティーへ
 海外では、中古品を販売し収益を福祉事業に充てるスリフト・ショップと呼ばれる店があり、家庭の不用品など善意の寄付がビジネスを成り立たせている。ところが、1月に近藤さんの番組『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』が始まって以来、今世界各地のこうした店に大量の寄付が殺到しているという。

                                                                                                                 

 シドニーのチャリティーショップ「ヴィニーズ」では、1月の寄付は昨年から35%の増加となった。アメリカやカナダで中古品ショップを展開する非営利団体「グッドウィル・インダストリー」でも、1月の寄付はワシントンが昨年の32%以上、ヒューストンでも20%以上増えている(ウォール・ストリート・ジャーナル紙、以下WSJ)。テネシー州のノックスビルにあるチャリティー団体「KARM」に至っては、なんと1月1週目だけの寄付で昨年より65%増、3週目までで41%増を記録。あふれる品物を収納するため、新たな倉庫を借り、スタッフの増員まで行ったという(地元紙Knox News)。

Text by 山川 真智子

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