米誌「最高の国」ランキングで日本が2位浮上 日本人特有の「自虐性」も浮き彫りに

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 日本の項目別ランキングは以下の通り。
・企業家精神=1位
・冒険的要素=39位
・市民の権利=17位
・文化的影響力=6位
・文化・自然遺産=10位
・原動力=5位
・ビジネスの開放度=22位
・パワー=7位
・生活水準=13位

 1位となった「企業家精神」は、「世界とのつながり」「高学歴人口」「革新性」「高スキル労働人口」「整備された法的枠組み」といった起業やビジネスの成功に影響する要素の総合評価となっている。各項目には、総合ランクに影響する比重が設けられており、最も比重が高いこの「企業家精神」が1位だったことが、日本の躍進の原動力となった。7位の「パワー」は、政治・経済界の優秀なリーダーの存在、強固な国際同盟関係、強力な軍隊の存在が算出基準になっている。39位と最も低評価となった「冒険的要素」は、来訪者が楽しめるかどうかを計る項目で、市民のフレンドリーさ、気候風土の良さ、「セクシーさ」などから算出される。

Text by 内村 浩介