日本は安全で危険……英消費者協会、人気旅行先の安全度を発表

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◆インバウンドに暗雲 日本の自然災害に注目
 健康面で安全とされたのは、主に欧州の国々とアラブ首長国連邦、日本、アメリカだった。安全そうに感じるシンガポールとオーストラリアは、デング熱の可能性でハイリスクとされた。さらにインド、南アフリカ、タイでは一部地域でマラリアの可能性があることから、下位に位置づけられている。

 自然災害の危険が最も低いとされたのはカリブ海の小国、バルバドスだった。2位以下はアイスランド、アラブ首長国連邦、シンガポール、フランスとなった。2位のアイスランドは活火山も多く地震も頻繁に観測されている国だが、人口が少ないせいなのか、旅行者にとっての自然災害の危険は少ないとされている。

 自然災害で最も危険とされたのは日本だった。地震や台風の被害が多いことが理由だ。今年は関西空港や新千歳空港が台風や地震の被害を受け、訪日観光客にも影響が出ただけに、今後も大きなマイナスポイントとなりそうだ。ワースト2位以下は、ベトナム、ギリシャ、インドが続いている。

◆テロはどこでも起きる これまで少なかった国も要注意
 最後にテロに関してだが、安全な国はないと結論付けられた。日本やアイスランドのような国でさえ、可能性は排除できないとされている。ただ、非常に可能性の高い国を上げるなら、オーストラリア、ヨルダン、フランス、アメリカ、インド、タイ、トルコだということだ。

Text by 山川 真智子

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