日本の「世界一」10個 積み上げた歴史、美食、世界からの信頼……
◆6.人口あたりの病床数
日々変動しているコロナ以後の状況はさておき、平時の日本の医療体制は世界でも相当充実している部類に入る。経済協力開発機構(OECD)がまとめた統計によると、人口1000人あたりの病床数は13.0床となり、主要7ヶ国でトップの数字だ。2位ドイツの8.0床と比べても突出している。病院の数もOECD加盟国中で最も多く、8400ほど存在する。2位アメリカを3000ほど上回っており、国土の差を考慮するとかなりの密度で網羅されていることがわかる。
◆7.パスポートの便利さ
ビザなしで行ける国と地域の数をランキングした「ヘンリーパスポート指数」において、日本は上位常連となっている。2021年現在も、昨年に引き続き首位を堅持している。日本のパスポートを持っていれば、別途ビザの取得なしに193の国と地域を訪れることができる。なお、現在は世界各国でパンデミックに伴う渡航制限が行われているが、本ランキングはこれを考慮せず、純粋なパスポートの効力を比較したものだ。