気をつけたい、毒性のある食品20 日常的に食べているあの食材も

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7. アーモンド
 アーモンドにはいくつかの種類があるが、大きく分けるとスイートアーモンドとビターアーモンドに分けられる。スイートアーモンドはビターアーモンドの異種で、人間の摂取に向いているが、ビターアーモンドはそのまま食べるのではなく、おもに抽出物を作るために使用される。

 そして、このビターアーモンドは生の状態ではアミグダリンという毒素を含み、食べると毒素が体内でシアン化水素などのいくつかの化合物に分解され中毒を引き起こす。

 毒素を取り除くためには熱処理が必要だが、その安全性の確認についてはまだまだ研究段階という。そのため、ビターアーモンドは避けるのが賢明だろう。

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8. 貝類
 貝類を食べて食中毒になるケースは比較的頻繁に発生するが、その原因はノロウイルスなどだけではなく、貝毒という場合もある。

 貝毒はマヒ性の毒で、牡蠣、ホタテガイ、アサリなどの二枚貝が餌としてある種の植物プランクトンを食べることで生成される。毒性が強いので要注意だ。

 ノロウイルスなどは熱に弱いが、貝毒は加熱によって毒性が失われることはない。

 商品として出荷、市販される貝には規制がかけられているので貝毒の心配はないが、潮干狩りなどで自分で貝を取る場合は注意すること。ただし、毒化した貝類がどれであるか外見からの見極めはできない。

 また、キンシバイという巻貝があり、食用に売られていることはないが、フグ毒とおなじテトロドトキシンが入っているので潮干狩りの際は注意したい。

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Text by 西尾裕美