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日本が躍進、「観光力」が高い国トップ20 WEF旅行・観光開発指数2026

富士山と新倉山浅間公園の忠霊塔(山梨県富士吉田市)|Travel mania / Shutterstock.com

世界で最も観光産業の発展に適した環境を持つ国はどこか。

世界経済フォーラム(WEF)が発表した「旅行・観光開発指数2026」では、世界110か国・地域を対象に、観光資源や交通インフラ、安全性、持続可能性など17項目を総合的に評価した。

観光客数や観光収入の多さとは異なる視点から、各国の強みと課題を浮き彫りにしたランキングだ。2024年の前回調査から順位を上げた国もあれば、後退した国もある。上位20か国を20位から順に紹介する。

◆20位 アイルランド 4.57

Patryk Kosmider / Shutterstock.com

前回2024年の23位から3ランク上昇し、20位に入ったアイルランド。首都ダブリンの歴史的な街並みや、大西洋に面したモハーの断崖、緑豊かな田園風景など、多彩な観光資源を持つ。伝統音楽や文学など、独自の文化も魅力だ。

WEFの評価では、人的資源・労働市場が世界9位、観光サービス・インフラが13位と高い評価を受けた。一方、価格競争力は110か国中107位にとどまっており、旅行先としての費用面には大きな課題が見られる。

◆19位 フィンランド 4.60

Joona Laitinen / Shutterstock.com

前回の20位から1ランク上昇したフィンランド。北部ラップランドではオーロラ観賞が人気で、無数の湖や森林、サウナ文化も旅の魅力となっている。首都ヘルシンキでは北欧デザインや建築を楽しめる。

WEFの評価では、ビジネス環境が世界4位、安全性が6位、環境の持続可能性が7位と高い。観光による社会経済的影響も5位に入った。一方、観光需要の持続可能性は100位と低く、評価項目によって大きな差が見られる。

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Text by 切川鶴次郎