世界のコロナ不謹慎事件20 有名人らの失言、不適切行動、便乗商法

Tinseltown,yakub88,Shaun Jeffers / shutterstock.com

♦︎3. 謝罪で火に油 ヴァネッサ・ハジェンズ
 懐かしの『ハイスクール・ミュージカル』で一躍人気者となったヴァネッサ・ハジェンズも、インスタグラムで失言をしている。同SNS上のライブ配信中、コロナの収束には夏までかかるというトランプ大統領の予測に触れ、それほどかかるはずはないという自説を披露した。また、人はいつか死ぬとも述べたことで、事態を軽視しているのではとファンから多くの苦情が寄せられた。すぐに謝罪したものの、真意が伝わっていなかったと弁明したことで、謝罪になっていないという指摘が再び殺到することになってしまった。

Tinseltown / shutterstock.com

関連:「野生動物の販売を禁止すべき」新型コロナウイルス発生で高まる声 中国

♦︎4. マドンナの善意が……
 80年代から90年代にかけてその妖艶なパフォーマンスで世界を虜にしたマドンナは、その影響力を生かしてコロナウイルスについて注意喚起しようと試みた。善意からの行動であったが、ことばが足りなかったことで一部から批判を浴びてしまう。彼女は入浴姿の動画を投稿し、ウイルスは誰にでも平等にやってくるとの言葉を添え警戒を訴えた。しかし実際には社会的弱者ほどウイルスの危険に頻繁に晒されているとして、事実と異なるという指摘が多く寄せられたようだ。騒動を受け、マドンナは動画を削除している。

yakub88 / shutterstock.com

次のページ 所属チームから3400万円の罰金が課されたサッカー選手も




Text by 青葉やまと