WBC開幕、侍ジャパンを米メディアはどう見る? 「日本が勝ち進めないと…」

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 野球界の世界ナンバーワン・チームを決定するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が、3月8日に開幕した。1次ラウンドで「プールB」に属する日本の侍ジャパンは9日から、強豪の韓国ほか、オーストラリア、中国、チェコと戦う。海外スポーツ誌は、二刀流のスーパースター・大谷翔平選手などを擁する日本が、容易に2次ラウンドの準々決勝へ進出するのではないかと語っている。

◆「チーム・ジャパンはエリート」海外誌が語る日本チーム評
 ジャスト・ベースボール誌(3月1日)は、「チーム・ジャパンはエリート」だと評価している。WBCクラシックを複数回制覇した実績を持つ唯一のチームであり、これまで3位より下の順位になったことが一度もないと実績を振り返る。同誌は日本が、「常にこの大会で最強集団の一角を成してきた」と言う。

 今回の侍ジャパンは、若いエネルギーの詰まったチームだ。米SBネイション誌(3月6日)は、「優勝を狙う数々の有力チームのなかでも、日本は30歳を超えるピッチャーはダルビッシュ有のみとなっており、その選手名簿には若くダイナミックな選手たちが名を連ねる」と述べている。ダルビッシュ選手のほかにも、高校時代に球速163キロを記録した佐々木朗希選手など、実力ある選手が侍ジャパンをけん引する。

Text by 青葉やまと