『龍が如く6 命の詩。』米で発売 現地レビュー「グラとバトルは秀逸。だが……」

flowgraph / Shutterstock.com

 人気プレイステーションゲームシリーズ『龍が如く』の最新ナンバリングタイトル『龍が如く6 命の詩。』のアメリカ版『Yakuza 6:The Song of Life』が4月17日、リリースされた。やくざをテーマにしているだけあって、海外から見ても特異な魅力のある同ゲームシリーズの最新作の評価は愛憎半ばするもののようだ。

◆『Yakuza 6:The Song of Life』とは
『龍が如く』シリーズは、セガが開発するプレイステーション対応アクションアドベンチャーゲームである。2005年にリリースされたシリーズ第1作『龍が如く』はやくざを主人公として、ターゲット・ユーザを日本の成人男性のみとするというとがったゲーム・コンセプトから、セガ社内での評判は芳しくなかったのだが、後にシリーズ化されるほどのヒットとなった。また、当初のゲーム・コンセプトとは裏腹に全ナンバリングタイトルに海外版が存在し、英語版タイトル名には「Yakuza」が冠せられている。

 このほどアメリカでリリースされた『Yakuza 6:The Song of Life』は、2016年に日本でリリースされた『龍が如く6 命の詩。』の英語版である。同タイトルは、同シリーズの主人公である桐生一馬の物語が完結するシリーズ最終章と銘打たれている。

Text by 吉本 幸記