トヨタ車がまるで戦車に? ランクルなど5台が驚きの姿に

トヨタが発表した「ランドクルーザー・スノーハンター」(Toyota提供)

トヨタ自動車は10月27日、雪上での走行を想定した5台のコンセプトカー「スノーハンター」を発表した。ランドクルーザーなどのSUVやピックアップトラックをベースに、通常のタイヤを履帯(キャタピラー)に置き換えた、迫力ある外観が特徴だ。

11月3〜6日にアメリカ・ラスベガスで開催される自動車カスタマイズの展示会「SEMAショー2026」に向けて制作された。

雪上仕様に改造された5台の「スノーハンター」(Toyota提供)

◆ランクルやタンドラが雪上仕様に
ベースとなったのは、ランドクルーザー、4ランナー、セコイア、タコマ、タンドラの5車種。いずれも悪路走行を得意とするSUVやピックアップトラックだ。

5台に共通するのは、雪をイメージした迷彩柄のボディーと、白く塗装された履帯。車高を高くするための部品や補助ライトも装備し、除雪されていない雪深い場所での移動を想定している。

車種ごとに装備も異なる。ランドクルーザーにはスキー板を積むためのラックを装着。大型ピックアップトラックのタンドラは荷台を移動式のベースキャンプとして活用できる設計で、タコマは狭い道での機動性を重視した。4ランナーとセコイアにも、荷物を積むためのルーフラックなどが取り付けられている。

これらの車両は、トヨタのデザイン開発部門「CALTYデザインリサーチ」が手がけた特別な試作車だ。一部には一般販売されていない部品が使われ、公道を走行できない可能性がある。市販化についての発表はない。

「タンドラ・スノーハンター」(Toyota提供)

「タコマ・スノーハンター」(Toyota提供)

「4ランナー・スノーハンター」(Toyota提供)

「セコイア・スノーハンター」(Toyota提供)

Text by 白石千尋