「1世代でこんなに進化するとは…」レクサスNX新型、英誌が試乗で驚き

トヨタ自動車

◆1世代で驚きの進化
 磨き上げられた走りに加え、従来よりもさらに洒落たスタイリングとインテリアが新型NXの価値を高めている。英ワット・カー誌(2月1日)は先代からの飛躍に驚いたようで、「ひとことで述べるなら我々は、1世代の間にここまで進化したモデルをほかに思い出すことができない」と述べている。NX 350hは、450hとほぼ同一といえるほど高級感あるインテリアを採用している。「素材は最高級、すべてがうまく調和しているように感じられる」と同誌は評価している。

 エクステリアでは大きな変更はないものの、これまでお馴染みだった楕円形のレクサスバッジに代わり、「Lexus」の文字が配されている。今モデルからトヨタRAV4などと同じTNGA-Kプラットフォームに切り替えられており、各サイズはわずかに大きくなった。そのほか外観全般に目立った変化はないが、2014年登場の初代NXはすでに、ヨーロッパとイギリスでは最も人気のあるレクサス車となっている。これまでの路線を踏襲するのも自然な流れだ、とオート・カー誌は述べている。

◆イギリスで販売中
 HEV版のレクサス NXは、「NX」「Fスポーツ」「タクミ」の3つのグレードが存在する。価格は3万9250ポンド(約601万円)からとなり、現在イギリスで販売中だ。

 PHEV版は「プレミアム・パック」「Fスポーツ」「タクミ」の3グレードとなる。プレミアム・パックの4万9450ポンド(約757万円)が最安モデルとなり、こちらもイギリスで販売中となっている。

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Text by 青葉やまと