トヨタRAV4 PHV、米誌試乗レビュー「不可能を実現」「期待通り良好」

トヨタ自動車株式会社

♦︎3つの走行モードから選択
 RAV4 PHVは、3つの走行モードから任意のものを選択可能だ。オート・モードではEV走行を基本としつつ、アクセルを踏み込んだ際など、パワーが要求されるシーンではガソリンエンジンを併用する。EV優先モードではモーター走行を優先し、アクセルをかなり踏み込んでも電力のみでパワーをまかなうような振る舞いとなる。バッテリー・チャージ・モードでは積極的にエンジンを稼働させ、EV航続距離を可能な限り延長する。米モーター・トレンド誌は、たとえば高速道路で走行レーンを変更する際にガソリンエンジンを併用することで瞬時に加速を得られるなど、シーンに応じた使い分けを提案している。ちなみにEV優先モードの航続距離は約68キロ(日本モデル公称値は95キロ)と、現在アメリカで販売されているSUVのなかで最長を誇る。

 米オート・モービル誌(7月1日)は、RAV4 PHVの高い馬力、長い航続距離、俊敏な加速性能などが発表された際、驚きに目を見張ったと振り返る。試乗した結果も「期待通りに良好」だったようだ。既存のRAV4の雰囲気が気に入っていてHV車を探している人には、より長い航続距離と加速感を楽しめるRAV4 PHVがおすすめだとしている。当然、スポーツカー・レベルの俊足を求めるのは適切ではないが、SUVプラスアルファの満足感をもたらしてくれる。記事は静音性についても「走行中もまるでささやくように静かな、素晴らしいドライブトレイン」だと述べ、肯定的な評価を贈っている。

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Text by 青葉やまと