「邪悪になるな」グーグルの行動規範から消える 指摘される“灰色”プロジェクトたち

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 その動向が世界経済に大きな影響を与えるIT企業であるグーグルは、社員が従うべき行動規範に「邪悪になるな」という文言が含まれていることで有名であった。しかし、その文言が最近になって削除されたと見られる。時を同じくして、同社は倫理的に「灰色な」プロジェクトを進めている。

◆「グーグルの価値」は「邪悪でない」こと?
 テック系ニュースサイト『ギズモード』は18日、グーグルの行動規範が改変されたことを報じた。記事によると、過去のウェブページを閲覧できるサービスである「ウェイバック・マシーン」を利用して同社の行動規範を確認したところ、改変が確認された。

                                                                                                                 

 4月21日時点では、同社の行動規範には「グーグルの行動規範は、わたしたちが「邪悪にならない」ことを実践する方法のひとつなのです」という文言が含まれていた。その後、この行動規範がアップデートされたと見られ、5月4日付で確認できるものでは同じ個所が「グーグルの行動規範は、わたしたちがグーグルの価値観を実現する方法のひとつなのです」と書き換えられている。

 同社の行動規範は公式には4月5日以降アップデートされていないとされており、改変されたとされるバージョンは非公式なものに留まっている、と同記事は補足している。

Text by 吉本 幸記