「買うなら絶好のチャンス」カムリハイブリッド 2021年モデル、米メディアが推奨

Toyota Motor Sales, USA

 トヨタは今秋北米において、カムリハイブリッドの2021年モデルを投入する。基本的な走行性能は既存モデルと同一だが、セーフティセンス2.5+の標準搭載と上位グレードの値下げを断行する。米自動車誌は購入の機会を待っていた人にとって「非常にレアなチャンス」だと勧めている。

◆安全性と使い勝手を向上
 2021年モデルは、すでにアメリカで多くの愛用者を擁する2018年型と比べ、同一のエンジンおよびドライブトレインを使用している。したがって走行フィールもほぼ同じものだが、米オートモービル誌(10月20日)は「さて、これは驚きだ」と述べ、ドライバーに思わぬサプライズを与える進化を遂げたと述べている。

 最も目立つのは安全性能の向上だ。トヨタセーフティセンス2.5+を搭載し、日中は自転車と歩行者、夜間は歩行者を検出し、被害軽減ブレーキが稼働する。交差点の左折時(日本では右折時)には対向直進車および横断歩行者も検出対象となっており、プリクラッシュセーフティの拡充を図った。

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Text by 青葉やまと