ホンダ「CR-V」、世界で選ばれるコンパクトSUV 米誌のランキングで1位

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 広々とした室内空間と安全性能を満たしたホンダCR-Vが、ファミリーカーとして海外に浸透している。5代目となる現行モデルは海外市場でのみ先行販売されていたが、昨年8月から満を持して国内での販売がスタートした。2016年3月で終売した先代以来、およそ2年ぶりのカムバックとなる。

◆選択肢豊富なコンパクトSUV
 街乗りに向くSUVだと評判のCR-Vは、都市に似合うモダンかつクセのないデザインが特徴的。現行モデルのボディサイズは4代目と比較するとやや大型化し、全長が70ミリ、全幅が35ミリ増している。

 ラインナップはガソリン車の「EX」とハイブリッド車の「ハイブリッドEX」の2つのタイプを基本とし、それぞれの上位タイプとなる「EXマスターピース」および「ハイブリッドEXマスターピース」を加えた計4タイプで展開する。ハイブリッドの登場はCR-Vとして初のことだ。

 価格はEXが税込約323万円、ハイブリッドEXが税込約378万円から。上位タイプ「マスターピース」は、各タイプとも約36万円の追加で選択可能となっている。通常タイプとマスターピースとの違いは、装備の充実度だ。後者は電動パワーゲート、電動サンルーフ、本革シートなどを備える。

 各タイプとも、定員5名の2列シートを標準構成とする。ガソリン車に限り、定員を7名に拡張した3列シートモデルも選択可能だ。駆動方式は全タイプにFFと4WDの2方式を用意した。燃費(JC08モード)は駆動方式により異なるが、ガソリン車で15.8km/L(FF/5人乗り)、ハイブリッド車で25.8km/L(同)となっている。

Text by 青葉やまと