偵察用ドローン「スキャンイーグル」とは? 米がウクライナに提供へ

U.S. Navy photo / Wikimedia Commons

 アメリカはウクライナに対し、無人偵察ドローン「スキャンイーグル」を新たに提供する。米国防総省高官が8月19日の記者会見の場で明かした。スキャンイーグルはすでに他国からウクライナに提供されているが、アメリカによる提供は初となる。

◆24時間飛行可能な偵察用ドローン
 米ヤフーニュース(8月30日)はスキャンイーグルの特長として、抵高度を長時間飛行可能だと報じている。高度1万5000フィート(約4500メートル)を、最大で24時間飛行することができる。製造は米ボーイングの子会社であるインシチュ社だ。

 スキャンイーグルはISRドローンに分類されるもので、ISRは「情報・監視・偵察」を意味する。米空軍協会が発行するエアフォース・マガジンは、アメリカはウクライナに対して新たに7億7000万ドル(約1065億円)の追加支援パッケージを提供する意向だと報じている。スキャンイーグルはその一部に含まれる見込みだ。

Text by 青葉やまと